時節ごとの変化・気がついたこと |
2019年度の記録 |
3月中旬 よく晴れた暖かい日には、庭や隣の畑の陽だまりにキタテハが姿を見せるようになった。いよいよ春の訪れを感じさせる。 |
3月20日、今日は気温が20℃を超えるという4月中旬並みの暖かさ。強い太陽の光のもとで、庭の姿は一変した。草花の花や苗はいかにも眩く、暑そうに見える。咲き始めた花の蜜を求めてか、モンシロチョウとキタテハが数頭飛び回っている。 |
4月に入ると、ヒメアカタテハ、モンキチョウが姿を現し始め、4月16日には今年初めてのジャコウアゲハ(雄) が姿を見せた。ちょっと早すぎるなァ。夏のような暑い日が続いたからかな?4月18・19日は20℃を超える暑い日が続くと、一挙にチョウの数と種類が増した。今年初めてのアゲハチョウのほか、ツマキチョウやモンキチョウが庭を飛び交う。21日、キアゲハが芝桜で吸蜜。芝桜にやって来るのはキアゲハだけかも・・・? |
5月に入ると、天気は不安定となるも、夏日が続く晴天が続く。5月2日には、クロアゲハとアオスジアゲハの来訪に気がついた。アオスジアゲハは、満開のリンゴの花で吸蜜。かなりの長時間を過ごした。また、5月に入ると、ヤマトシジミやベニシジミなど、いきなりシジミチョウを目にするようになった。今年はアオスジアゲハの姿が目立つようだ。頻繁に庭の中を飛び回り、リンゴやデルフィニウムの花に羽を休める。5月9日にはアカボシゴマダラとサトキマダラヒカゲが姿を見せた。 |
リンゴに吸蜜するアオスジアゲハ |
リンゴに吸蜜するアオスジアゲハ |
6月 ヒオドシチョウがやってきた。 6月に入ると、シジミチョウの到来が目立つようになってきた。ルリシジミはミヤギノハギの開花に伴って来訪し始め、その活発な飛翔を披露してくれる。しかし、この地域ではめずらしいものの、我が家の庭にはほぼ毎年その姿を見せるウラナミシジミは今年は未だで、トラフシジミもまだ姿を現さない。チョウの種類は多いものの、全体的にその数は少ないように思える。 |
2019年6月3日、ヒオドシチョウがやってきた
4年ぶりに、我が家のお客様としてはとても珍しいチョウが飛来した。産卵のため、庭のエノキに寄せられて来たのだろうか? 庭の周りを緩やかに飛び回るが、なかなかシャッターチャンスを与えてくれない。ようやく止まったのは、ガーデンテーブルのパラソルの裏・・・。ナチュラルな背景ではないけど、ようやく念願のその姿を記録することができた。残念ながら、この後、ヒオドシチョウは静かに飛び去ったが、明日もまた来てくれるかな? |
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6月〜8月 猛暑が続く ・・・ チョウは少ない!
長い梅雨がつづき、梅雨明けが少し遅れたものの、その後は猛暑が続いている。今年はどうもチョウの出現がおかしい。春から梅雨にかけては例年と同じように見えたが、梅雨に入ってから様相は一変した。チョウの数がとても少ないのだ。種類はそこそこなのだが、庭に訪れるチョウが本当に少ない。ブッドレアが満開になっても、例年ほどの賑わいがない。典型的なのはキアゲハであろう。食草は種類も量も十分すぎるほど準備しているのだが、春はそこそこ見られたものの夏になってからはほとんど見かけない。ナミアゲハといつも注意して観察しているジャコウアゲハはほとんど変わらないのだが、カラスアゲハやナガサキアゲハは滅多に目にしない。ツマグロヒョウモンやキタテハも、また、シジミチョウも少ない。一時期、ハギに産卵に訪れるルリシジミを見かけたが、その数はとても少ない。毎年産卵にたくさんやってくるアサマイチモンジは、今年は数頭見ただけ・・・。この状態で、今年は冬に向かっていくのだろうか? とても寂しい。これからもしっかりと観察を続けることにしよう。 |
ルドベキアにとまるコミスジ |
ブッドレアに吸蜜するクロアゲハ |
チトニアがお好みのナミアゲハ |
ジャコウアゲハはバーベナ・ボナリエンシスが大好き |
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越冬する姿が確認されたチョウとその形態
ジャコウアゲハ(蛹)、並アゲハ(蛹)、 クロアゲハ(蛹)、カラスアゲハ(蛹)、
ヤマトシジミ(蛹)、モンシロチョウ(蛹)、ルリシジミ(蛹)、 ミヤマカラスアゲハ(蛹)、
アカボシゴマダラ(幼虫)、 |
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我が家のバタフライガーデンをめざして
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