家庭菜園 |
有機農法の試み |
(3) プリンスメロン他 |
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品種名 |
時期 |
特徴 |
播種場所 |
栽培法 |
26 |
ピーマン |
5月 |
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苗の定植 |
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27 |
パプリカ |
5月 |
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苗の定植 |
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28 |
プリンスメロン |
4月 |
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29 |
ハクサイ |
10月下旬 |
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苗の定植 |
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30 |
イタリアンパセリ |
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31 |
エチゼンハゴボウ |
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32 |
ミョウガ |
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33 |
コールラビ |
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34 |
パセリ |
10月 |
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35 |
カブ |
4月、10月 |
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36 |
ネギ(ナガネギ) |
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37 |
ルッコラ |
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38 |
ヤーコン |
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39 |
キクナ(シュンギク) |
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40 |
タカノツメ |
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41 |
ダイズ(秋マメ) |
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42 |
ルバーブ |
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43 |
カキナ |
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ピーマンは熱帯性とのことで、確実に暖かくなった5月の下旬から急速に大きく育つようになり、梅雨時には既に収穫が可能になる。 梅雨明けとともに収穫は確実に上がるようになる。 |
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今年で3年目になるが、プリンスメロンと同様に一度も成功していない。今年は雨が多かったものの、気温は高い状態で推移したので生育は良いようだ。
7月30日。今年は、株は順調に育っているが、実ができるものの色が乗るまでの1ヶ月の間に腐敗して落ちてしまう。今年上手くならなければ、来年の栽培は断念することにしよう。
今年(2015年)は、株の成長はすこぶる順調で、実は着実に膨らんでいた。しかし、色づく途中でひとつ残らず腐ってゆく。なぜだろう・・・? 来年からは、栽培を断念することにしよう。 |
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28 |
プリンスメロン |
4月下旬 温室播種 5月定植 |
メロンの栽培は家庭菜園の夢の一つ。たとえ食べられないほどの状況の悪いものでも、ジュースにして飲んでみたい・・・。この家庭菜園を初めてから4年目になるが、毎年チャレンジするものの一度も成功したことがない。実がなるどころか、株がまともに育たないのだ。苗も結構いい値段がするので、この2年は種子を購入し、自分で播種して苗の作成を行っている。
どうしてもうまく育てられないことをご近所の農家の方にご相談すると、適切なアドバイスを頂くことができた。原則的にハウス栽培し、決して雨に当てないこと。ハウス栽培ができないときには、根元をマルチングして保温し、株元だけでもビニールをかけて雨を防ぐようにすることが必要とのことだった。そこで、後者の方法をとり、根元をビニールでマルチングし、その上を稲藁でおおい、全体をビニールのトンネルにした。 |
2016年
4月29日にセルに播種したプリンスメロンの苗を鉢上げした後、本葉が3〜4枚になったところで、6月5日に畑に直植えし、雨よけのためにビニールのトンネルを設置した。近いうちに周りに稲藁を敷く予定。 |
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6月5日、畑に直植え |
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雨よけのビニールトンネル |
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4月の下旬に温室内で播種して作った苗を5月中旬に定植した。その後、雑草と戦いながらも順調に生育し、左写真のように大きく成長した。これほど大きく育ったのは初めて。ネット情報では自家受粉し約40日で収穫するそうだが、ミツバチもいることだし、受粉については放置することにした。従って受粉期日は不明。
7月30日、 大きく育った実を確認 ・・・・ 感激!。よく観察すると、いろいろなステージのみがたくさん観察できた。本当に食べられる状態の実ができるかどうか不詳だが ・・・ いや、疑わしいが、少しは期待しよう。次の大きな問題は、いつ収穫するか ・・・ 収穫時期の問題となる。 |
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7月30日、これが最も大きなもの。そろそろ収穫? |
8月4日、ようやくプリンスメロンの一つを収穫した。プリンスメロンの収穫時期がわからなかったのだが、ネット検索で「ツル(果茎)の基部に離層ができ、熟すとヘタがポロリと取れる」とのこと、果たしてツルを少し持ち上げると、転がるように果実が外れた。メロンらしい甘ったるい香りを感じる。初めての収穫 ・・・ 嬉しいですね。あとは数日室温で放置して追熟させ、冷蔵庫で冷やしてお腹に入れるだけ ・・・。 |
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ヘタはポロリと容易に外れた |
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残念ながら大きな割れ目が・・・雨にあてたからか? |
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2015年秋の苗は、有機栽培グループから苗を頂き、10月中旬に定植した。昨年は自分で播種して得た苗を10月初旬に定植したが、コオロギとヨトウムシに襲われ全滅を繰り返し、3度も新しい苗に植え替えたという苦い経験がある。それで苗作りには嫌気がさし、今年はグループで作成した苗を頂いた。考えてみれば、狭い畑なので、5〜6株もあれば十分。今年は順調に育っている。 |
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2015年12月26日、
10月中旬にハクサイの苗を5本頂き(下記)、その後順調に生育している。植え付けが少し遅くなり、通常なら既に収穫を終えているはずのハクサイだが、そろそろ ・・・ かな? 暖冬で、まだほとんど傷んでいないようなので、しばらくこのまま維持することができると思われる。 |
2016年1月21日
家庭菜園ではわずか5本しか栽培しなかったが、年末に、長期間保存を目的として極寒に耐えられるように、中央の玉を周りの葉で包み込んで紐で縛った。この寒い冬の鍋シーズンには、ご近所から頂いたハクサイで十分に足りている。本当は、自宅で作る必要がないのかもしれない。 |
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料理用とキアゲハの食草をかね合わせて考慮し、2015年秋にその種をまいた。その苗は順調に生育し、2016年1月19日には今年初となった降雪に耐えている。 |
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2018年の冬は厳しく、大きく枯れ込んだ |
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周りの枯葉を取り除き、これからの生長を待つ |
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頂きもので、初物。2015年の秋に苗を植えたが、年を越えて大きく育ったものの食べ方が分からず。ネットで調べたが、どうもイメージが湧いてこない。お手上げで、観葉植物化している。観葉植物としては迫力がある。 |
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2015年4月9日 |
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2015年5月6日。きっと食べごろだと思う。 |
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2016年5月22日 トウが立ってきてどんどんと大きくなる。 |
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2016年6月11日、エチゼンハゴボウの開花
結局は食卓にはのらなかったエチゼンハゴボウ。なぜここまで放置していたかというと ・・・ 木姿が見たかったことと、その花を確認したかったから。特に、チョウや蜜蜂の蜜源となるかどうかを確認したかったからだ。ゴボウはキク科であるが、花は同じキク科の中でもアザミの花に近いようだ。それなら蜜源として活躍できるかもしれない。注意して観察していよう。 |
2016年6月12日、
朝から花を観察していると、蜜蜂やチョウはひっきりなしにこの花を訪れている。アザミのようにとても好きな蜜源のようだ。端境期なのか、ちょうどツマグロヒョうモンなどのタテハチョウの成虫の姿が見えなくなった時期なので、彼等がいる時期ならとても賑やかなレストランとなるであろう。 |
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此花の脇を通るとき、髪の毛などがチョッと引っかかるような感触をえていたところ、よく観察すると、花の周りを占める剛毛の先がカギ状に曲がっている(写真左上)ことがわかった。痛いほどではないのだが、種が成熟すると、このカギで生き物にくっついて種を移動させて播種する役目を果たしているのだろう。しかし面白いことに、ミツバチなどが夢中になって花のなかに体を埋めている間に、体がこのカギに引っ掛かり、身動きが取れなくなったりする(写真右上)ようだ。そういえば、花にモンシロチョウの死骸がくっついているのを見た記憶がある。まるで食虫植物みたい。 |
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一度植えておくと毎年どんどんと増殖し、夏前にはミョウガの新芽が思いっきり収穫することができる。とても便利な野菜(?)と言えよう。
でも、もうそろそろその占有域を制限する必要があるだろう。 |
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2016年5月29日 |
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きゃべつの仲間という珍しい野菜としてコールラビの種を入手し、苗を作成した。この苗を畑に植えたところ、順調に生育してようやく食べられる大きさに育ったものの・・・どのようにして食べるのか、家内を悩ませているようだ。方針が決まったところで収穫することにしよう。 2016年6月5日。 |
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生育中のコールラビ |
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2016年6月5日 |
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料理用というよりキアゲハの食草を考慮し、2016年秋に種をまいた。その苗は冬を越して順調に生育し、2017年4月1日には十分な大きさに成長したようだ。既に、ミツバ、イタリアンパセリ、アシタバなどが成長し、キアゲハの受け入れ態勢は準備万端。 |
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2018年の冬は厳しく、大きく枯れ込んだ |
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積極的に育てる野菜ではなかったが、2016年にいろいろなピクルスや酢漬け作りを試み、その美味しさに感激。そこで、酢漬けを作ることを目的に、カブを育ててみることにした。カブがうまく育ち、また、合格点の酢漬けができるようなら、今後も育てることにしよう。取り合えず試験的栽培ということになるが、容易に手に入れることができた「時無し小カブ」と「あまうま中かぶ」を育てることにした。 |
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2017年9月13日、聖護院カブの発芽と間引き(写真右)
上記のカブの栽培がとても上手くいき、とても美味しくいただくことができたので、気を良くして冬に向かってのカブ栽培を心がけることにした。目的はお正月に向けての「カブの酢漬け」を成功させること。大きな大きな立派な聖護院カブが上手く栽培できますように。2017年9月5日、聖護院カブの播種。 |
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2017年10月30日大きく育った聖護院カブ |
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根元には既に直径10pを超えるほどの株が |
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ナガネギ
積極的に育てたいと思っていた野菜ではなかったが、友人から作りすぎた苗を頂戴することになり、畑の空いていた畝に植えることにした。野菜のネギとして食するより、ネギ坊主をつくらせて、チョウやミツバチの密源にしようかな。 |
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5月2日、ナガネギの活着 |
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9月13日、そろそろ収穫 |
タマネギ
2017年11月、ご近所の農家から余剰になった苗をたくさん頂き、急遽元肥を含んだ畝を作り、植え付けた。17~18年の極寒を平気で乗り越え、2018年の春には順調な生育を見せている。 |
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2018年4月13日 |
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これもまた積極的に育てたいと思っていた野菜ではなかったが、有機農業の仲間から作りすぎた苗を頂戴することになった。アブラナ科なので、蜜源としても有効であり、また、イタリアン風の料理にも利用できそうなので・・・チョッと期待。事実、サラダに少し混ぜてもイタリアン風になる。オリーブオイルを主にしたドレッシングを使いたくなる。家族にも好評。次回は自分で播種することにしよう。 |
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健康食品として、友人からヤーコンのイモを頂いた。かなり元気に繁茂するというので、少し控えめに植えることにした。以前、よく似た健康食品としてキクイモを頂いたことがあるので、とても楽しみだ。気に入れば、ある程度の量が確実に保持できるように栽培を続けたい。また、花が蜜源として効果があるかどうかも見届けたい 。 |
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最近のシュンギクは用途が広い。冬の鍋ものに欠かせないばかりか、サラダやお浸しなどに年中利用できることから、我が家の家庭菜園でも栽培してみることにした。直播でも発芽の効率が良く、栽培も容易。
2017年9月13日、キクナの発芽
今年は冬の鍋に合わせてキクナを播種することにした。キクナは好光性で発芽率が悪く、発芽には適度の湿気を必要とするとのことで、人参と同じように、種子をスジまきしてもみ殻で覆うことにした。9月5日の播種からほぼ一週間を経て、立派な苗が見られるようになった。 |
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最近、よくピクルスを作るようになった。このとき、少しではあるが、必ず用いるタカノツメはマーケットで購入したもの。そこで、このタカノツメを自分で栽培しようと、2017年3月下旬に播種した。発芽にはかなり長い時間を要し、さらに生育も遅い。5月になってようやく鉢上げし、6月下旬に畑に定植。夏になって生育は順調に進み、実を結ぶに至った。収穫までには、まだまだ時間がかかりそう。 |
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2017年6月6日、鉢上げして安定した小苗 |
2017年9月13日、実をつけたタカノツメ |
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まだ青いタカノツメの実 |
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そろそろ収穫期のタカノツメ |
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2017年6月7日、 友人から、とても優良なダイズの種を手に入れたとのことで、5粒の種を頂いた。ダイズは有機農業の仲間と、毎年共同で栽培しているので、自分の畑で栽培したことがない。まあ、黄粉用のダイズを栽培しても良いかな・・・と思って種を頂くことにし、数は少なめで、畑の空いたところに直蒔した。しかし、1本からのダイズの生る状況は想像以上で、11月21日の収穫には、わずか5本の株といえども大量のダイズが得られた。目的は「きな粉」作り。毎朝食べる、ヨーグルトに利用。また、2020年には「味噌」作りに用いた。
2018年6月25日 ダイズの播種
昨年の成果に味を占め、今年は比較的大量に種を播くことにした。幸いにも、甘い味で定評の「サトウイラズ」の有機種子500gを手に入れることができ、ジャガイモを収穫した後の畝に播種した。 |
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2017年11月21日、大量のダイズ |
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7月16日、順調に生長するダイズ |
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発芽率もよく、大きな収穫が期待される |
2018年12月7日ダイズ(サトウイラズ)の収穫
大豆の枝も殻も茶色に変色したので収穫することにした。農家による大量栽培では、大きなブルーシートの上に引き抜いた大豆の木を重ねて乾燥させるが、私は小規模の栽培なので、最初から殻を外して底の浅い箱に入れて乾燥させた。全体的に出来は悪い。中には一粒の大豆も収穫できない株や、多くの鞘ができているが、実がほとんど入っていない株が多くみられた。播いた種の量から期待できる収穫量の10分の1に満たないくらい。 いろいろと研究して、来年はもっと良好な収穫を期待したい。 |
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収穫直前のダイズの株(写真右) |
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収穫したダイズ。全量はこの5〜6倍くらい |
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ジャムの材料として入手を希望していたところ、有機農業の仲間の畑で毎年こぼれ種で生えてくるとの情報を得て、早速頂くことにした。2018年4月13日、 3本の比較的小さい苗を頂き移植した。どんな花が咲くのだろう。蜜源としては有効だろうか? ルバーブは春から晩秋まで、何時でも収穫してジャムを作ることができるのでとても便利。しかし、茎の色は緑で、あこがれの赤い色をしたジャムは期待できないようだ。将来は、是非、赤い茎のルバーブを入手して、赤いジャムを作ってみたい。 |
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2018年4月13日、移植したルバーブの苗 |
6月25日 大きく育ったルバーブ |
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赤い茎のルバーブの種を蒔いたが、夏には緑に・・・ |
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花菜(菜種の一種)の仲間で、早春に蕾蕾を採り、おひたしにして食べる。早春の新鮮な野菜が少ない時期にはとても有効な食材で、春を存分に味わせてくれる。また、ビワの花が終わり、早春の渇蜜期にミツバチにはとても好まれ、遠くから羽音が聞こえてくるほど。地味ながら、とても役立つ野菜と言えよう。 |
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2020年2月 |
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2020年4月 |
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