我が家の農産物を利用した楽しみ(1)-2 |
6. ビワの種を用いた杏仁豆腐 7. キウリのピクルス作り |
6. ビワの利用 | |
6-@ 種を用いた杏仁豆腐 | |
2017年12月、ビワの種に有害物質が含まれているとし、農林水産省が食べないよう注意喚起されましたので、その関連記事としての下記レシピを破棄いたします。ただ、こんなこともあったという記録として、概要は残しておきます。 | |
杏仁豆腐にはアンズ(杏)の種(杏仁)を用いて作るものだが、ビワはアンズやアーモンドと同じバラ科の仲間で、これらと同じように杏仁豆腐を作るのに適していることをネットで見つけた。そう言えば最近では、杏仁豆腐の原料として、アーモンドパウダーが杏仁霜として販売されている。ところが、ビワの種でもこれらと同じようにして杏仁豆腐を作ることができるという。ビワの種なら我が家にはザクザク。 |
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2016年7月8日、杏仁豆腐作り。(杏仁の香りに注意して再チャレンジ) | |
<コメント> 最初に作った時、味はなかなかのものだったけど、杏仁豆腐の香りがほとんどなかった。これじゃあ、ミルクプリンだな。種の量に問題はなかったと思うが、種を細かく刻んだときに気がついたことがあった。切ったときに、強い香りがしたのはわずかに一個だけであったことだ。種ごとに香りの強さが違うのであろうか? もう一度チャレンジして、香りの強い種だけを使うことにしてみよう。再挑戦では・・・本当に杏仁豆腐だ・・・感動。この時には香りのある種を選んだものの、やや杏仁の香りが弱い感じがしたが、結果的には・・・合格! |
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6−A コンポート | |
2021年の収穫は、期待以上の豊作で嬉しい悲鳴。ビワは長く保存できないようなので、ジャム作りに利用したの残りの一部をコンポートにして保存することにした。 | |
材料 ビワの実 1.3Kg 薄皮と種を除いたもの 790g 砂糖溶液 水 800ml 砂糖 120g レモン汁 大匙 1 |
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方法 @ できるだけ傷のないビワ 1.3Kg を洗浄し、キッチンペーパーで水をふき取る A 実を2つに切り分け、先端から皮をむき、種とできるだけ薄皮を取り去る 実は薄い食塩水に漬けて酸化を防ぐ B 500mlの保存瓶3本を500w 7分のレンジにかけて滅菌する C 鍋に800mlの水を入れてガスにかけて沸騰させ、120gの砂糖を溶かす。 D 沸騰した砂糖溶液に、水洗いして食塩を抜いたビワ果実を投入する E 10分ほど煮詰め、保存瓶に移す。 冷蔵庫に保存 結果 500mlの保存瓶3本のビワコンポートが完了 |
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7. ピクルス作り | |
有機栽培の仲間から頂いたキウリのピクルスの味には格別なものがあり、こんなに美味しいピクルスが自家製でできることに感動した、そこで早速、我が家でもピクルスの作成にチャレンジしてみることにした。 |
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(1-1) 2016年7月17日、キウリのピクルス作り | |
材料・準備するもの ハーブ: ローリエ, 鷹のツメ ・・・購入 ブラックペッパー(粒)・・・購入 塩 小さじ1 (A)水 250cc 酢 250cc 砂糖大さじ3.75 塩大さじ1.25 (B)ニンニク(薄くスライスする)1片分 粗びき黒コショウ 少々 ローリエ 2枚 赤唐辛子(種を取っておく) 1本 |
作りたてのピクルス |
方法 1. キュウリを洗ってヘタを取り、ビンの高さにあわせて切り、ボールの中で小さじ1の塩をふりかける。 2. よく混ぜてから10分ほどおいて、水分を絞りだす。 3. 滅菌*した900mlビンに水を絞ったキウリをビッシリと詰め込む。 4. (A)を沸騰させ、熱いうちに(B)を加えたビンのキュウリに注ぎ込む。 5. 3時間後にはキュウリのピクルスらしい色になり、2〜3日後から美味しく食べられる。 |
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滅菌*:ガラス瓶は蓋を外して電子レンジ(600W)で約8分。蓋はプラスチック製のものにして、同時に電子レンジにかける。 決して金属蓋をレンジにかけないこと。 |
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コメント 熱々のピクルス液をキウリに注ぐこと。どれくらいの量のピクルス液(A)を準備すればよいのか解らなかったので、900mlのビンにあらかじめキウリを詰め込んで水を注ぎ込み、注ぎ込んだ水の量を実測した。その結果、900mlのビンではおよそ500ml のピクルス液が必要であることがわかった。 7月18日、早速味見 ・・・ 大成功、最高! こりゃあ美味い。残った問題は、如何にして長期間保存できるようにするか。また、来年はピクルス用の小型のキウリを栽培することにしよう。 |
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(1-2) 2017年7月6日、ピクルス用キウリを用いたピクルス作り | |
昨年からピクルス作りにはまり、2017年にはピクルス用の小型キウリ’ピッコロ’の種子を入手して栽培することにした。 果たして、なかなか立派な小型キウリを収穫することができ、早速ピクルスを作ってみることにした。小型キウリのサイズは、確かにピクルス作りにはちょうど良い長さ(10cmほど)のようだ。 | |
材料・準備するもの ハーブ: ローリエ, 鷹のツメ ・・・購入 ブラックペッパー(粒)・・・購入 塩 小さじ1 (A)水 250cc 酢 250cc 砂糖大さじ3.75 塩大さじ1.25 (B)ニンニク(薄くスライスする)1片分 粗びき黒コショウ 少々 赤唐辛子(種を取っておく) 1本 |
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方法:上記と同じ | |
(2) 2016年11月11日、青トマトと赤ピーマンのピクルス作り | |
晩秋が深まり、降霜により畑の野菜が傷められる前にもう赤くなることが期待できない青いミニトマトと、赤く塾したピーマンと用いてピクルスを作ることにした。 | |
材料・準備するもの 青ミニトマト 500g 赤く熟したピーマン 3ケ ローリエ 4枚(2瓶)、 鷹のツメ 刻んだ鷹のツメ少々 ブラックペッパー(粒) 10% 食塩水 ピクルス液 水 200cc 酢 400cc 砂糖 60g |
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方法 1. 青ミニトマトと赤ピーマンを洗ってヘタを取る。 2. トマトは小さなものは2つor4つ切りに、少し大きなものは5mm幅にスライスした。赤ピーマンは種を取り除き、8つに短冊切りした。 3. これらを10%食塩水に2時間漬け、ザルに移して水洗いした後に水を切る。 4 .この間にピクルス液を作る。鍋に水 200cc、酢 400cc、砂糖 60g を入れ、ひと煮立ちして冷ます。 5. また、この間にビンを滅菌(電子レンジ600Wで8分、上述)する。 6. 滅菌*したビンに水を切った青トマトと赤ピーマンをビッシリと詰め込む。 7. 冷めたピクルス液をビンに注ぎ込む。 8. 少なくとも2週間は冷蔵庫で保存する。 数日後の味と2週間後の味を比較してみたが、圧倒的に2週間後の味が良かった。しっかりと味が浸透し、深みのある味の ピクルスを味わうことができた。 |
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(3) 2017年5月28日、カブとパプリカのピクルス作り | |
酢漬けとピクルスを作る目的で、カブをかなり多めに栽培したところ、本当に食べきれないほどたくさんのカブが収穫期を迎えた。そこで早速、ピクルスを作ってみることに・・・。 | |
材料・準備するもの 中カブ 1個 (約350g) 赤パプリカ 1/2個 (約 g) ローリエ 2枚、 鷹のツメ 1本(刻む) ブラックペッパー(粒) 白砂糖 穀物酢 塩 少々 ピクルス液 水 100cc 穀物酢 100cc 砂糖 大さじ4杯 塩少々 ローリエ 2枚、 鷹のツメ 1本(刻む)、 ブラックペッパー(粒)、ニンニク(有機栽培のもの) 1片 |
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方法 1. カブをよく洗った後、ピーラーで皮をむき、スティック状にカットする。 2. パプリカはヘタと種を取り去って、食べやすい大きさにスライスする。 3. これらをボールに入れて少しの塩を振りかけて混ぜ、約10分ほど放置し、ザルに移して水洗いした後に水を切る。 4 .カブとパプリカをを、沸騰したお湯でさっと茹で、ザルに移してお湯を切る。 5.この間にピクルス液を作る。鍋に水 100cc、穀物酢 100cc、砂糖 大さじ4、塩少々 を入れ、ひと煮立ちして冷ます。 6. また、この間にビンを滅菌(電子レンジ600Wで8分、上述)する。 7. 滅菌*したビンにお湯を切ったカブとパプリカをビッシリと詰め込む。 8. 冷めたピクルス液をビンに注ぎ込む。 9. 少なくとも1週間は冷蔵庫で保存する。 数日後の味と2週間後の味を比較してみたが、圧倒的に2週間後の味が良かった。しっかりと味が浸透し、深みのある味の ピクルスを味わうことができた。 |
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