我が家の農産物を利用した楽しみ(3)−1 |
| 1. きな粉 2. ポップコーン 3.柿酢 |
| 4.ラッカセイ 5 リンゴ酢 |
| 我が家の庭で栽培している(一部、ご近所から頂いたものを含む)野菜や果物を応用して作ったいろいろな「お楽しみ」を紹介する。その殆どは初めて試みたもので、ちょっと問題と思われるようなものがあるだろうが、繰り返すことによって少しでも進歩すれば良しとしよう。 |
| 1. きな粉 | |
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有機栽培を楽しむ仲間たちが、共同でさまざまな野菜を育てている畑がある。ダイズも毎年みんなで種をまき、育てている。収穫したダイズは仲間同士で分け合い、多くの仲間はこのダイズでミソを仕込むという。私は専ら「きな粉」を作り、毎朝、自家製ヨーグルトにハチミツとともに加えて味わっている。 |
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実は、きな粉作りで最も手間がかかる作業は、ダイズを適切に「炒る」ことだろう。これまではガスコンロにフライパンを載せて炒り、炒り加減は炒ったダイズを口にして確かめながら判断していた。しかし今回はガスの節約を兼ね、家庭で日常的に使っている対流式の石油ストーブを利用することにした。フライパンの代わりには、石油ストーブの筒の大きさに合わせて選んだどんぶり鍋(100円ショップで購入)を用いた。一度に処理できるダイズの量は多くないようだが、少しずつ繰り返し炒れば十分に対応できるだろう。 |
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| 2018年1月15日 きな粉つくり | |
| 材料 ダイズ 550g 自家栽培 準備するもの どんぶり鍋(100円ショップで購入)、電動ミル、ふるい(篩) |
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![]() 2017年12月 収穫直後のダイズ(5粒の種から) |
![]() 2018年1月 乾燥を終えたダイズ |
| 方法 @ 対流型石油ストーブの筒の上に、乾燥ダイズを入れたどんぶり鍋を載せる(写真右)。 A 鍋を時々動かしたり、菜箸でダイズをかき混ぜながら炒る。 B パチパチと小さな音がし始め、ダイズの皮がわずかに焦げてきたら、味見をして炒り具合を確認する。 C 炒り上がったダイズを電動ミルに移し、ミルが加熱しないよう小刻みに回転させて粉砕する。 |
![]() どんぶり鍋でダイズを炒る |
![]() 炒ったダイズを電動ミルで粉砕 |
![]() 完成した「きな粉」 |
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D 十分に粉砕できたら、微細目のふるいにかけ、完成したきな粉と、やや粗めの未完成きな粉とに分ける。未完成きな粉は一度まとめておく。 |
F 未完成きな粉をすり鉢で摺りつぶす方法もあるが、かなりの労力を要するため、経験的には最後まで電動ミルを用いる方が容易である。 |
| 原則として、家庭用の電動ミルできな粉を作るのは容易ではない。ひたすら根気よく、同じ作業を繰り返すことが求められる。 | |
| そこで、打開策として、本格的な粉砕機を購入することにした。 | |
| 新たに購入した粉砕機を用いてのきな粉作り これまでは家庭用のミルを使ってきな粉を作っていたが、一度に処理できる量が少ないうえ、不完全な粉を何度もミルにかけ直す手間にうんざりしていた。そんな折、米粉を作るために購入していた本格的な製粉機が使えるようになった。この製粉機を用いると、わずか2分ほどで理想的なきな粉が仕上がるようになった。 |
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製粉されたきな粉をふるう |
完成したきめの細かいきな粉 |
| 2. ポップコーン | |
| わが家の畑では、普通のトウモロコシの代わりにポップコーンを毎年栽培している。 普通のトウモロコシは近くから頂戴することが多いので改めて栽培する必要がないと考え、一方で、考えるところがあって、15年ほど前からポップコーンの栽培に力を入れてきた。栽培を始めたころは、種子としてのポップコーンが国内では手に入らず、USAから直接輸入した。この種は、市の有機農業を志しているグループで栽培・維持され続け、今では我が家の畑で継続栽培している。収穫したポップコーンは、我が家だけではなく、ご近所の小さなお子様のいる家庭で喜んで頂いている。 |
![]() ポップコーン ココナッツオイル |
| ポップコーン用の種から、家庭で手軽にポップコーンを作る方法は実に簡単である。しかし意外にも、その作り方はあまり知られていないようだ。そこでここでは、基本的なポップコーンの作り方を紹介することにした。さらに、巷で人気のメイプルシュガーやカラメルなど、フレーバーポップコーンの作り方についても合わせて紹介しよう。 | |
| ポップコーンの作り方 | |
| 材料 ポップコーン 片手に一杯くらい 自家栽培 バター or マーガリン 少々(香り付け) サラダオイル 適当量 できるだけ少なく ポップコーン全面に広がる程度 ココナッツオイル 適当量(なくてもよい) 準備するもの 深めの鍋とフタ(深さ15〜20cmが好ましい) 注意:油脂分は、サラダオイルのみでも可 バターのみでが最適だが、高価なので・・・ |
![]() ふつうの塩味ポップコーン |
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@ 深めの鍋にバター(またはマーガリン)、サラダオイル、ココナッツオイルなどを適量入れる。量はできるだけ少なくし、軽く加熱して油脂が溶けたときに、ポップコーン全体に行きわたる程度とする。油は、すべてのポップコーンに均一に熱を伝える役割を果たす。 |
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| フレーバーポップコーンの作り方 メープルシュガー 材料 ポップコーン 片手に一杯くらい 自家栽培 シロップ メープルシロップ 適当量(大さじ 1) ココナッツオイル or バター 適当量(大さじ 1) シナモンパウダー 少々 準備するもの 深めの鍋とフタ (深さ15〜20cmが好ましい) 注意:上記レシピでは、チョット甘味が強いと思われるので、好みに応じてメープルシロップの量を調整するとよい。 |
![]() メイプルシュガー味のポップコーン |
| @ 上記のようにして普通のポップコーンをつくる A 鍋からポップコーンを取り出し、その鍋にメープルシロップ、ココナッツオイル、シナモンパウダーを入れて弱火で熱を加えて溶かす。 B 溶けたら火を止め、ポップコーンを加えて全体にからませる。 C ベトベトしているので、乾燥させて完了。 |
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| フレーバーポップコーンの作り方 カラメルシュガー 材料 シロップ(上記メープルシュガーの替わりに使用) キャラメル 4コ 砂糖 大さじ 1 水 大さじ 1 |
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| 3.柿酢 | |
| 果樹酢による健康法が盛んに話題となっている昨今、柿酢は作り方が非常に簡単で、材料には渋柿が適していると耳にした。そこで、試しに作ってみることにした。というのも、我が家のすぐ裏には毎年小ぶりの渋柿がたわわに実り、秋の風情を楽しむには格好の鑑賞対象となっていたものの、渋柿ゆえに果実としては全く利用されず、長らく放置されていたからである。この渋柿で柿酢が作れるのであれば願ってもない話で、早速所有者の許可をいただき、ザルに山盛りの柿を収穫した |
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| 2018年12月11日 柿酢つくり | |
| 材料 完熟した小型渋柿 約30個 準備するもの 大きめの瓶 |
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| 方法 @ 熟した柿のヘタを取る。柿は洗ったり、念入りに拭いたりしない。柿皮についた白い粉(酵母)を落とさないためである。 A ヘタを取った柿をそのまま容器に入れる。 B 容器内の柿をマッシャーでつぶし、清潔なキッチンペーパーで覆って輪ゴムで固定する。 C 2〜3日おきにかき混ぜる。 D 4〜5日ほどでアルコールの香りがしてきたら、かき混ぜるのをやめ、そのまま約1か月放置する。 E やや濁った液を濾し、柿酢として利用する。 濾過後も発酵は続くため、ペーパータオルで蓋をしてさらに1年以上置いておくと、より風味の良い柿酢に仕上がる。 |
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![]() 12月17日、アルコール発酵が始まり、液が分離 |
![]() 2019年1月21日、まずはザルで濾過。濾過液を静置。 |
| 4. ラッカセイ | |
| 数年前、有機農業の仲間から畑で引き抜いたばかりのラッカセイの株を数本いただいた。たわわに実った落花生を乾燥させ、茹でラッカセイや炒りラッカセイとして口にしたところ、これまでに経験したことのない美味しさに本当に驚かされた。それまでラッカセイ栽培にはさほど関心がなかったが、この体験をきっかけに翌年から栽培を始め、その後は毎年作り続けている。 収穫したてのラッカセイを塩水で茹でて味わう茹でラッカセイは、生まれて初めての体験で・・・旨くて止まらない。しかし、年齢を重ねると塩分の摂り過ぎは避けたいこともあり、茹でラッカセイは控えめにし、主に乾燥保存したラッカセイを炒って楽しむようにしている。有機栽培のラッカセイは香りが良く甘みもあり、まさに栽培者だけが味わえる醍醐味と言える。 |
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![]() 収穫した直後のラッカセイ |
![]() 乾燥して保存中 |
![]() エネルギーの節約・・・愛用のストーブで炒る |
![]() 香ばしい香りを放つ、甘〜いラッカセイ |
| 5. リンゴ酢 | |
| リンゴが大量に手に入ったので、ジャムを作るついでに話題のリンゴ酢を作ってみることにした。果実酒については、上記の柿酢の作成に成功したことから気を良くしていて、とても軽い気分で取りかかることができた。 | |
| 2019年1月9日 リンゴ酢作り | |
| 材料 リンゴ 1.5 個(約450g) 切って芯を取り除いたもの 穀物酒 500ml 上白糖 250g |
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| @リンゴをよく洗って水分をふき取り、6等分して、ヘタ部と芯部を取り除く。皮は付けたママ。さらに2等分してもよい。 Aリンゴと砂糖を交互に、滅菌した瓶に重ね入れる。 B穀物酢を加え、蓋をする。 C約1ケ月間、時々天地を返しながら涼しい場所に保存。 Dリンゴを取り除き、リンゴ酢のできあがり。 しばらくは、毎日かき混ぜる。 とっても簡単。でも、口に入るのは1ケ月以上先のことかな? |
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