宿根草つづき |
従来宿根草であるが、猛暑or厳寒で枯死する。天候により、時として生き残り維持されることがある。
普通、こぼれ種苗、あるいは、秋蒔き種子苗で維持することにしている。従って、ここでは生き残ったの株の確認と、新たな苗の確認が求められる。
注意:夏越した株は、全て2016年年に記録したもの(我が家では初めての経験)。 |
宿根リナリア
ミツバチやチョウの蜜減として世話に手が抜けるものと信じ、宿根という名がついている「宿根リナリア」を購入したものの、実際には晩秋には完全に姿を消してしまう・・・夏の暑さによるものだろう。しかし年が明けると、あちこちにポツリポツリとこぼれ種苗が見られ、その苗を移植して育て、「リナリア」を繋いでいた。ところが、2016年の夏の異常な天候によるものか、いままで暑さに負けていたと思われるたくさんの種類の宿根草が生き残った。宿根リナリアもそのひとつ。晩秋・初冬には大きく育ち(12月・写真右)、いかにも宿根リナリア・・・。来年の株姿を整えるため、剪定して冬を越させることにした。 |
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宿根リナリア(宿根する株)(12月)剪定済み
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宿根リナリア(こぼれ種苗)(1月)
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スカビオサ(夏越しの株)
スカビオサは夏の暑さに弱く、かつてはほとんど枯らしてしまい、毎年、採種した種と購入した種を播種して得た苗を11月中に直植えすることにしている(写真右)。しかし、夏の天候により、夏越えすることができることがある。この場合には、株はむしろ大きく育ち、花も咲き続ける。スカビオサは、もうほんの少し気温が低ければ、我が家の庭ですくすくと生長するところであろう。次年度からは、もう少し遮光材を多くして、涼しくすることを心がけよう。 |
スカビオサ(採種・播種)
播種して得た苗を直植えしたもの(12月)。 |
夏を越し、冬を迎える矮性スカビオサ(12月) |
夏を越し、冬を迎える高性スカビオサ(12月) |
デルフィニウム (夏越しの株)(12月)
2016年の夏を無事に越えた |
デルフィニウム (採種・播種)(12月)
播種して得た苗を直植えしたもの。 |
タナセタム・ジャックポット(夏越しの株) (12月)
立派な株が夏を越して冬を迎えた |
タナセタム・ジャックポット(採種・播種)(11月)
播種して得た苗を直植えしたもの) |
ラッセルルピナス(夏越しの株) (12月)
夏を越し、さらに大きく育って冬を迎えた |
ラッセルルピナス(採種・播種)(12月)
播種して得た苗を直植えしたもの。 |
アリッサム スノープリンセス(冬越しの株)(3月)
新聞紙とビニールで保温して冬越しに成功した |
アリッサム スノープリンセス(挿し芽)(2月)
挿し芽して得た苗を直植えしたもの。 |
宿根草(その3) 食草としての宿根草 |
ウマノスズクサ (12月始)
寒さに弱く、地上部は既に青息吐息 |
ウマノスズクサ (12月下旬)
降霜で、地上部は呆気なく溶け落ちる |
ホトトギス (12月始)
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ホトトギス (12月下旬)
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スミレ(野生種) (12月)
野生のスミレは冬に向かって花を咲かせる |
スイカズラ (12月)
冬の寒さには強いようだ |
ヘンルーダー (12月)
まだ青々としている |
ヘンルーダー (2月)
真冬には、ほとんどの葉が落ちる |
アシタバ (12月)
冬に入ると、地上部は枯れて行く |
ミツバ(12月)
葉は地面に倒れ、雪や寒さに耐えてこのまま春を待つ |
メドハギ
4月になって、ようやく新芽がでてきた |
ヤハズソウ
4月になって、こぼれ種からの新芽が出てくる |
サルトリイバラ(雑草)
冬は葉が落ち、ツル状の枝のみになる |
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