我が家の庭の訪問者
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38)アサマイチモンジ(我が家の庭で発生するキタキチョウの生態:詳細) | |||||||||||||
2016年5月9日、 下野市にはイチモンジチョウと混生して比較的良く見かける。しかし、なかなかカメラに収めるチャンスに恵まれなかった。 決して良い天気ではないのだが、我が家のタナセタム・ジャックポットのの花に留まって吸蜜するアサマイチモンジの姿にめぐり会うことができた。5月18日にはタニウツギに飛来(写真右下)。このタニウツギで発生しているのではないだろうな?・・・目が離せない。今年は良く遊びにに来てくれる・・・うれしい悲鳴。 |
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2016年5月21日、 ブッドエア・アルテニフォリアで吸密するアサマイチモンジ(写真左)。 とても美しい姿に感激! これら3枚の写真の主役となっているアサマイチモンジは、同じ5月に我が家の庭を訪れてくれたが、翅の紋から全て異なる個体であることがわかる。 |
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スイカズラに産卵されたアサマイチモンジの卵 |
孵化して間もない1令幼虫 |
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39)ゴマダラチョウ | |||||||||||||
2016年5月14日、 ゴマダチョウが我が家の庭を訪れてくれるなんて、思いもしていなかった。近くに里山は無いし ・・・ ただ、庭に小さめの食草エノキがあるだけ。 樹液を吸密するタテハチョウの仲間は、越冬後、春先に求める蜜はどこで調達するのだろう。いくら考えても、なかなか思いつかない。明らかに、クヌギなどの樹液の流蜜には時期的に早すぎる。きっと苦労しているのだろうな。その意味でも、醗酵したスズメバチトラップの美味しそうな香りには惹かれるのかもしれない。ミツバチの巣箱に近いモモの木陰に吊るしたトラップには、オオスズメバチのみならずチョウが訪れる姿を良く見かけるようになった。サトキマダラヒカゲ、アカボシゴマダラ ・・・ そして今日は、ゴマダラチョウの姿を目にした。 アカボシゴマダラのトラップ来訪に注目していた中、コントラストが鮮やかな異なったチョウの訪問に気がついた。エッ ・・・ ゴマダラチョウだ! この庭で生まれたのだろうか? ごマダラチョウは、我が家の庭では初めての観察となる。 本当にうれしいですね。トラップに掛かってしまわないように注意しなければならないのだが、今後タテハチョウの訪問に向けての準備をする必要があろう。オオムラサキの来訪も夢ではなさそうだ ・・・ 。 2016年8月の末には、庭のエノキで育ったゴマダラチョウが蛹から羽化する姿を確認した。その後、同エノキを精査することにより、幼虫も見つけることができた。 |
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スズメバチのトラップを訪れ、誘引液をひたすらに吸うゴマダラチョウ。ワオッ ・・・ 美しい! | |||||||||||||
ゴマダラチョウの4令幼虫 |
我が家の庭で羽化したゴマダラチョウ |
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40)オオウラギンスジヒョウモン | |||||||||||||
2016年7月19日、 ヒョウモンチョウは種によって飛翔の印象が異なるようだ。久々に猛暑とも呼べる暑い日中、今まで感じたことが無いようなキレの良い飛び方をするヒョウモンチョウが目についた。ようやくブッドレアに留まった姿を、ほんのわずかな瞬間としてカメラに収めることができたが、その種名は詳細に調べる必要があった。というのも、上述のメスグロヒョウモンなど、翅裏の模様が似ている種があり、その断定は慎重にしなくてはならないからだ。 果たして、我が家での新しい記録 ・・・ オオウラギンスジヒョウモン ・・・が、確認された。チョッと翅が傷んでいるのが残念だが、さらに美しい写真は次の機会に期待しよう。 |
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42) ヒメジャノメ | |||||||||||||
決して珍しいチョウではないのだが、ヒカゲチョウと同じように、地味で意外に気がつかない。2017年8月21日、ぶどう棚下の日陰で、細やかに飛翔するチョウに気がついた。このチョウは警戒心が強く、近づくと距離を保ちながらタニウツギの小枝の中に紛れ込む。追い掛け回してようやく葉上に静止したとき、これがヒメジャノメであることを確信した。これで、我が家の庭で確認できたチョウは48種となる。 | |||||||||||||
43) ヒメウラナミジャノメ | |||||||||||||
下野市の里山では普通にみられるチョウではあるが、近くに藪混じりの里山がない我が家の庭ではほとんど見られない希少種。2018年4月30日の晴れた日に、芳香に満ちた白いアリッサムの花の蜜をむさぼるように吸っているヒメウラナミジャノメを見つけた。翅が全く傷んでいない新鮮な個体であった。これで、我が家の庭を訪れる蝶の種類は49種類となった。 | |||||||||||||
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