我が家の西洋ミツバチ飼育奮闘記

  ミツバチやチョウに優しいガーデニング
奮闘記   2014年夏スタート 〜 2015年夏まで (NO.1) 下記
       2015年夏(6月中旬) 〜 2016年夏まで(NO.2)
       2016年夏(6月中旬) 〜 2017年夏まで@(NO.3)
      2016年夏(6月中旬) 〜 2017年夏までA(NO.4)
      2017年夏(7月)    〜 2018年夏(6月)(NO.5)
       2018年夏(6月)    〜 2019年夏まで(NO.6)
       2019年夏(6月)     〜 2020年夏まで(NO.7)
関連サイト
   ミツバチの蜜源
     (1-1) ミツバチの好む花
     (1-2)ミツバチの好む花(草花) ヨーロッパの種苗会社のリストから抜粋
     (1-3) ミツバチが好む花(花木やツタ性の花) 
        ヨーロッパの種苗会社のリストから抜粋
     (2)ミツバチの果樹への貢献(ポリネータとして) 
   総括・雑感(飼育へのヒント) へつづく ・・・ 冬越しについての総括
   飼育に用いる器具・用具についてのコメント
   ミツバチ飼育における通常作業のまとめ 
 
  子供の頃から、ミツバチを飼うのが夢だった。いつか、ミツバチが飼える日が来ればいいな・・・。そんな話を、ずーっと昔から家族にも話していた。しかし、本当にその日が来るなんて・・・ミツバチが我が家の庭で飼える日が来るなんて・・・想像だにしていなかった。
  この家に住むようになってから、チョウが好む草花をメインにしたガーデニングや有機野菜を育てる家庭菜園を始めるとともに、さまざまな果樹を植えるようになった。これらの果樹を植え始めてから3年を経過して、樹そのものははかなり大きく育ってきたのだが、果実は期待するほど実らない。貧果の原因として、花の受粉が不十分であることが最大の問題ではないかと思われるようになった。例えばビワやアンズなど、花はとてもたくさん咲くのだが、収穫できる果実は片手の指で数えられる程。冬に花を咲かせるビワをよく観察すると、よく晴れた暖かい日でさえ虫(小さなハエなど)がほとんど寄ってきていない。ネットの記事を参考に、満を持して自分の手で交配してきたのだが、決して効率が良いわけではなさそうだ。どうにかしないと・・・と、考え始めていた。いよいよミツバチの出番か?。そこで、ネットからいろいろな情報を入手し、その飼い方を記録しながら学び始めた。「怖いから・・・やめて!」という家族からの反対を背にして・・・一大決心し、飼育のシュミレーションを始めようと、巣箱関連と最低限必要な道具を購入した(決意表明)。すると、どういうことか突然、天から手が差し伸べられたのだ。最近、ご近所のイチゴ生産農家と親しくお付き合いをして頂けるようになり、イチゴハウスで飼育されている西洋ミツバチを見せていただいたり、お話を伺うことができるようになった。こうなると、俄然、私自身のミツバチ飼育が現実味を帯びてくるようになった訳で、およそ一年の準備期間をおき、2015年春の飼育スタートを目指していたところ、2014年6月30日、突然その日がやってきた。そのイチゴ生産農家から余剰のミツバチを一群、無償で頂けることになったのだ。この、トントン拍子の展開、自分でも信じられないくらい。その日から私は、いきなり養蜂家となったのです。もちろん、みつばちの飼育は全くの初めて。ただ、ネットから学んで、頭(知識)だけは・・・。さて、これからどうなることやら。採蜜も楽しみだが、最大の目的は果樹の受粉ポリネーターとしての働きを確立することなのです。
ミツバチの飼育に関して、その方法や状況は飼育する場所に強く依存すると思われる。私がミツバチを飼育している場所は北関東、栃木県南部に位置する下野市の平地で、温暖地と寒冷地の境界地域といえよう。真冬には氷点下になる日が続くのは日常で、最低気温がマイナス7〜8度に下がる日が何日も続くことがある。以下に、この地で西洋ミツバチを飼育するにあたり、私が経験した色々な問題とその対応を紹介し、記録として残したい。そして、ミツバチを飼育するにあたり、問題解決に参考にさせていただいたサイトの多くの先達(下記参照)に心から感謝を申し上げたい。さらにこの記録の中には、飼育初心者の私にとって未解決の疑問や問題も含まれている。このサイトをご覧になった方々のご意見やご教示を心からお待ちしています。
 
まず初めに購入したミツバチ飼育器具(できるだけ安くあげようと工夫した)   飼育器具についてのコメント
専門店から:
  巣箱(+継箱、7枚用) 2組、 巣礎枠 10枚、 隔王板(10枚箱用を7枚箱用に改造)、 給餌器、 燻煙器 
100円ショップから:  帽子と網、ゴム手袋
ネットショップから:  麻袋(コーヒー豆ドンゴロス)
既所有(大工道具として):  ハイブツール 
後日、中国から直輸入(できるだけ安くあげようと工夫した)
専用手袋、 遠心分離機、 ハケ、 蜜刀、 ハチミツ濾過器、 巣枠つかみ器、 糖度計
嬢王蜂マーカー(日本製だった)
 
 ミツバチの飼育を始めるにあたり、繰り返し読んで参考にさせていただいたサイト
 浦添養蜂園  西洋蜜蜂飼育の初心者向けサイト
 
 <記録すべき事柄・事件
入手したミツバチについて
  頂いたミツバチは巣脾枠3枚の小規模群で、7枚巣箱に入れた後、、ただひたすらに群を大きくすることに努めることにした。この群は、分蜂した古い女王蜂の群なのか、分封して残された新女王蜂の群なのかわからないとのこと。しかし分蜂してから時間が経っていることから、女王蜂は正常に産卵し続けていると思われる。頂いた巣箱に収まっている巣脾枠の左右に1枚づつ新しい巣礎枠を入れ、端に給餌器を入れた。普通、ミツバチの飼育には10枚枠の巣箱を用いるが、我が家では7枚用の巣箱を使用した。なぜ? ・・・ 単純な理由です ・・・ 10枚箱は、年寄りには重いから。
   飼育を開始して以来、残念ながら写真を撮って記録を残していなかったのだが、思い出しつつ初心者の奮闘記録を紹介しよう。私同様の初心者に参考にしていただければ幸いである。 また、私の体験する問題に、経験豊富な皆様から何かご助言やご指導がいただければ、これほど嬉しいことはありません。是非とも、よろしくお願いいたします
 写真は2015年春のもの。
 
2014年6月30日 飼育開始  ・・・ その前に、ミツバチの移動
                         ミツバチ巣箱を近くの場所へ簡単に移動させる方法・経験について

1)7月中旬 羽化前の若い幼虫の死骸が門外に捨てられていた
 飼育を開始してから10日ほど経った頃、門外に働きバチの死骸がかなり目立つようになり、羽化前の若い幼虫も捨てられるようになった。ネット検索で調べてみると、ダニ(ヘギイタダニ)による汚染進行の可能性が考えられたが、ルーペや実体顕微鏡で調べてもダニは一向に見いだせなかった。また、エサが欠乏しているとの情報もあったので、砂糖:水(1Kg:660ml)を給餌器に入れて与えてみたところ、幼虫が捨てられることはなくなった。やはり、エサが欠乏していたようだ。

2)内検
  一般に推奨されているとおり週に一度の内検を行ったが、精神的に余裕がなくて、なかなか詳細に見ることができない。初期は卵を確認することもできなかったし、女王蜂だって発見することができなかった。刺されることもしばしば・・・、でも、あまり気にはなりません。

3)8月になって 継箱
  ネットからの情報によると、、8月になると蜜が少なくなるとのこと。内検すると、ミツバチはどの巣枠についてもほぼ全域に増殖している。ミツバチは飼育を始めた当初から順調に増殖しているようで、機を見て適宜巣礎枠を増やしてきた。来年のため、是が非でも巣脾が欲しいことから、増殖を急いでいる。7枚巣脾枠がほぼ一杯になってきたので継箱を加えることにした。働き蜂でいっぱいになっている有蓋巣脾を2枚選んで上段(継箱)に移し、新しい巣礎枠で挟んだ。下段には蜜を貯めている(とても重い)巣脾の内側に新たに巣礎を1枚入れ、下段と上段(継箱)の間に隔王板は入れなかった。なぜなら、今年は蜜を取るつもりは全くないからだ。8月中に、蜜(上記の砂糖水)を2度、また、代用花粉(代用花粉:乾燥酵母50g+上白糖50g+熱湯20ml)を2度与えた。ハチミツの採取は行なっていないので、ハチミツは順調に殖えられているようだ。

4)農薬散布の情報
稲の農薬(ネオニコチノイド系)が散布されるという情報を有機農法の仲間から入手したが、対策のしようもなく、ただ観察するのみ。合計2回散布されたが、両者とも全く同じ現象を観察した。薬品が散布された日の翌朝、20匹程の働き蜂の死骸が巣箱の前にかたまって確認された。その日の前後、このような現象は一度も観察されたことはなく、この2日(翌朝)のみ観察された現象であった。農薬の散布とミツバチの死について、やはり強い関わりがあるように見えた。時には、ミツバチの死骸が山のように盛り上がることもあるという。我が家のミツバチとしては、その影響としては軽微なものであったと言えよう

5)晩秋の渇蜜期
 晩秋になると渇蜜になることをネットで知り、また、冬越しのためには早めにエサ与える必要があるとのこと。10月の中旬からエサ(上記)を2回、代用花粉を1回与えた。引き続き、増殖は順調のようだ。下段は働き蜂に満ち、上段は両端の貯蜜巣脾以外の3枚の巣脾がいっぱいになっている。

6)オオスズメバチ対策
 オオスズメバチによる攻撃時期が近づき、捕獲器を自作した。また、接着剤が塗布された仕掛けも購入し、観察しながらその時期を待った。また、捕虫網を手に頻繁に巣箱をチェックしていたところ、キイロスズメバチとコガタスズメバチはかなり頻繁に襲ってきたが、オオスズメバチは2度襲ってきただけであった。この2度は、オオスズメバチを網でとらえて事なきを得て大きな問題にはならず、せっかく作ったオオスズメバチトラップが活躍することはなかった。

7)冬越しの準備 冬越しについての総括
 近くで西洋ミツバチを飼育されている経験者を見いだせなかったことから、どのようにして冬越したらよいのか、その情報を手に入れることができなかった。ご近所のいちご生産農家では、ミツバチは暖房されたハウスの中で5月まで活動を続けているので、冬越しの方法としては全く参考にならない。そこで、北関東の極寒対策として防寒用外箱の作成を決めた。ネットで調べると、長野県の極寒域で自作の外箱を作ることにより無事に冬越しをしているとのこと。この情報渡辺式越冬箱の作り方から、報告されている10枚巣箱のサイズを7枚箱用に変更し、その他はそっくり真似をして防寒箱を自作した。巣箱と外箱のスキ間は稲の籾殻と稲藁を詰めることにした。
2015年冬の
防寒箱の組み立てについての実際は、2015年の報告として記録しているので参照されたい。

8)
10月中旬  幼児ハチ(蛹)が頻繁に巣箱の外に放り出されるようになった 
原因不明。内検しても、エサ(蜜)は十分に満たされているようだ。ヘギイタダニを探したが見あたらない。日本ミツバチで大きな問題になっているアカリンダニが繁殖しているのであろうか? いずれにせよダニ対策として、アピスタン(フルバリネート)で処理することにしたが、継箱をしている状態でアスピタン処理はできないことから、越冬対策として継箱を外して巣箱を一段にした時にアピスタンで処理することにした。

9)継箱を外して飼育域の縮小
ネット情報では、「冬が近づいて来ると働きバチが減るので、それに合わせて巣脾枠を減らしていくようにする」とある。しかし、いくら待ってもハチの減少は認められなかった。12月に入って、これ以上待てないことから強引に継箱を外す決意をした。なぜなら、防寒箱に入れるため、どうしても継箱を外す必要があるからだ。下段はハチで満ちているのだが、継箱を外し、継箱内の巣脾の働きバチをハケで下段にすべて落とした。巣箱に詰める枠数を増やすため、給餌器は外した。7枚全てがハチで満ちている。貯蜜用枠のハチは、他の枠に比べると少な目かな。蜜が溜まった巣脾枠3枚の保存となった。

10)アピスタンによる処理
 8)に示したように、継箱を外した後、アピスタンを2枚加えた。処理後数日で、門の外にヘギイタダニの死骸がザクザクと出てきた。探しても見つからなかったヘギイタダニは、意外にも多く繁殖していたことが改めてわかった。アピスタン処理して本当に良かった。アピスタン処理後、幼児ハチの放置は完全になくなった。
11)12月初旬 いよいよ冬越しが始まる
 心配で仕方がない。暖かくなるまで巣箱の中を覗くわけにいかないし・・・。外気温がどれほど下がった時に、どのような注意をする必要があるか・・・など、全くわからない。ハチの行動は極めて少なくなった。しかし、日差しの暖かい晴れた日には、働きバチは盛んに外出する。お腹を見ると、しっかりと蜜を集めてきているようだ。花粉も運んでくる。どこの何の花から集めてきているのだろう。ちなみに、庭のビワの花は満開の花ざかり。
 観察すると、ミツバチがビワの花を訪問している姿が頻繁に確認された。また、ビワの花粉の色が白っぽいことも確認した。目的達成! この春のビワの実りが楽しみだ。ビワの栽培からすると、大な実をならすために、ビワ果穂の先端を大きく切り取るように、すなわち、摘果することが指示されている。しかし、我が家のビワでは、花を咲かせ放題にした。もちろん、ミツバチへの蜜源対策である。摘果については、春になって実が大きくなり始めた頃に間引くことにした。
  (写真)ちょっとピンボケですが、ミツバチが花に頭を突っ込んでいます。花の交配が成立しないと、花の房がボタボタと落ちていくのですが、今年は落ちる花房が一つもありません。  
12)巣箱の出入り口が水浸し
 冬ごもりを始めてしばらくした12月の初旬のあるとても寒い朝、巣箱の出入り口が水浸しになっていることに気がついた。なぜだろう? 巣箱の中で何が起こっているんだろう・・・? とても不安になり・・・色々と考えた。その後も度々起こる現象だ。
結論:正しいかどうかわからないが・・・、とても冷えた朝に起こる現象であると認識した。ネット情報では、寒くなるとミツバチは胸の筋肉を動かして発熱させるという。このとき発生した水蒸気による湿度上昇が原因となり、周りの気温低下で巣箱の側面(我家の巣箱では屋根部)が冷やされることにより巣箱の内面で結露し、その水滴が流れ出た可能性がある。事実、私の巣箱では底側面は十分に防寒されているが、霜が降りて天井面から特に冷えたことが予想される。天井面は塩ビの波板を用いており、その天井は激しく降霜していることが確認されている。そこで、波板天井の防霜に園芸用土袋を並べてみた。果たして、その後、水浸しになることは全くなくなった。

13)1月になって、ミツバチの活動
 ミツバチは、真冬でも意外に頻繁に外に飛び出す。暖かい日には、まるで時騒ぎのように数100匹の働きハチが巣箱前に集合する。壮観で、とても元気そうだ。一見してとても嬉しいことのように思われるが、ほんとうに喜ばしいことなのだろうか?全くわからない。エサ(蜜)は十分にあるのだろうか? 普通、箱を持ち上げ、その重さで判断するそうであるが、外箱で覆っているので持ち上げることができない。もう暫く我慢して待つことにしよう。
14)巣箱の出入り口が再び水浸し
 2月中旬に入って、ミツバチの動きが活発になってきた頃、巣箱の出入り口が再び水浸しになり始めた。原因は12)に類するものと考えられる。おそらく、巣箱の中はでさらに多くのミツバチの動きが活発になり、結露の量が圧倒的に多くなったと考えられる。これほど多くなればどうしようもなく、ただ見ているだけとなる。毎朝このような状態が続くようになり、出入り口付近には黒色のカビが生え始めたように見える。ミツバチの健康状態が心配だ。どうしたらいいのだろう? 西洋ミツバチを飼育されている方の中には、類似の経験はないのだろうか?
 真冬のミツバチ
 渡辺式越冬防寒箱(渡辺式越冬箱の作り方を作成した。残念ながら、全景を撮影するのを忘れていた。外板はコンパネで、内側には厚さ3cmの発泡スチロールで内張りされている。巣箱と内張りスチロールの間は、藁と籾殻で隙間なく埋められている。換気を良くするため、外箱と天井板には直径3cmの穴を開け、巣箱の天板を外して隔王板をのせ、巣箱の外側から天井部の隔王板にかけて麻布(コーヒー豆ドンゴロス)で覆い、その上に稲藁を敷き詰めて防寒箱天板との間を詰めるようにしている。  
 
渡辺式防寒箱に従い、出入り口を可動にして口の大きさを変動できるようにした。極寒期の夜は口を1〜2cmにし、昼間は気温に応じて広げる。暖かい夜には半分くらいまで広げ、暖かい昼は全開とした。
 
2015年1月11日(写真上) 
この寒い北関東の真冬日。久しぶりの晴れ間をミツバチ
は見逃さない。真冬でも、蜜と花粉を集めてくる。
2015年1月23日(写真上)まだまだ寒い・・・冬日が続く。よく晴れた無風の日には、低温にも関わらずまるで時騒ぎのように多くのミツバチが群れて飛ぶ。長いあいだ真っ暗な巣箱でじっとしているだろうことから・・・欲求不満のストレス解消かしら?
2015年2月(写真上)
ミツバチの活動は活発に見え、その状況は1月(上記参照)と全く変わらない。日差しは少し強くなった感があるが、2月も相変わらず寒い日が続く。ミツバチは元気ですヨ。巣箱の前で群れて飛ぶ姿に、心配な気持ちも吹き飛ばされるような気がする。頑張れ・・・もう少しの辛抱だ! 春はすぐそこだぞ!!! 
春を迎えたミツバチ
2015年3月5日 
ようやく春らしいポカポカした太陽のもと、ミツバチも嬉しそう。花粉を持ち帰るミツバチが多く見られる。近所の梅が開花し始め、蜜源としては一安心。この近辺はほとんどが農家で、広い敷地をもち、どこの庭でも梅の大木が満開の姿を見せてくれている。
2015年3月8日 
朝には雨が残り、後曇天の一日。気温は10℃はないだろう。冷たい西風が強い。ところがこの寒さのなか、ミツバチはとても元気。続々と巣箱から飛び立ち、お腹を蜜でいっぱいにして帰ってくる。梅の花が満開なので、晴れた日が待ちきれないのでしょうか? ダウンジャケットを着ていても寒さを感じる一日です。

巣箱の出入り口が水浸し。14)参照。
連日、水浸しの日が続き、とうとうよく濡れる部分に黒色のカビが生えだした。環境の悪化によるミツバチの健康が心配。
どなたか、適切なご教授があればありがたいです。

なにしろド素人ですので、何につけても心配で仕方がないのです。でも、3月までかなり元気な形で生き延びてきました。冬越しは出来たと考えていいのでしょうね? これからまだ難題が立ち塞がるのでしょうか?
2015年3月19日
春らしくなってきました。ミツバチの活動も活発に・・・。今日は朝から曇天で、昼前には雨が降ってきました。昨日の暖かさからは打って変わって気温が下がり、最高でも13℃どまり。しかし、ミツバチたちはご覧のように朝早くから入り口で塊になっていました。蜜を求めて飛び立つものもだいぶいるようです。まさか、巣箱がミツバチでいっぱいになったわけではないでしょうが・・・。
この塊は、一体何を意味しているのでしょうか、全くわかりません。ご存知の方は是非ご教授ください。
そろそろ防寒箱を外そうかとも思っています。
2015年3月20日  
19日の
夜には、入り口だけでなく入り口近くの壁にミツバチの塊ができた真夏のように暑いわけでなく、いや、寒いくらい。とても心配・・・。そこで、居ても立っても居られなくなり、思い切って内検すると・・・7枚全面にミツバチがびっしり。こりゃあ、ミツバチが入る隙間がない。天気予報では来週早々からかなり寒い日が続くとのことだったので、まだ防寒箱を外すことはできない。そこで、防寒箱に入れたままで防寒箱の天井板を取り外し、その上に継箱を設置した。継箱には下段から多くの巣に蓋がされた巣脾枠を2枚上げ、新たな巣素枠で挟んだ。下段には保存していた巣脾枠を一枚と新たな巣素枠を一枚いれた。この夜以来、ミツバチが入り口近くにたむろすることはなくなった。
分峰の予兆か?・・・まさかね。
 
3月20日の朝、巣箱の入り口ばかりでなく、写真のように近くの側板にミツバチの塊を作っていた。なぜだろう?
2015年3月21日 
防寒箱に入れたまま、防寒箱の蓋を外して継箱をした。本日から寒の戻りでかなり寒くなるという天気予報から、継箱の周りを簡単に藁で囲み防寒応急処置を行った。ちょっと見栄えが悪いが、もう少しの辛抱。この寒を抜けたところで防寒箱を外すことにしよう。
 
   
3月25日 快晴の午前中、満開のアンズの花にミツバチがたくさん訪れ、丹念に花を探っていることが確認できた。これは期待通りの現象で、 例年多数の花が一時に開花する割には貧果という結果に、ミツバチの活躍を期待していたからだ。今年のアンズの収穫が期待される
   
 3月27日 防寒箱から開放。これから暖かい日が続くというので、思い切って防寒箱を分解した。
ミツバチはとても元気です。暖かい昼間は、入り口を完全開放にし、夜は半開にした。内検した時に気がついたが、オスバチの巣が多く見られたが、この日には大きな羽音を立てて飛び出すオスバチの姿を確認した。また、内検時に巣脾枠を精査したところ、王台を確認することができなったが、見落としていたのか? それとも、これから王台が作られるのか? オスバチの活動と、巣箱内の状況との結びつきが理解できない。
 4月初旬  
 初夏のような暖かさ、いや、暑さが数日続く。ここ最近、週に数度に渡って門外に幼虫(羽化したて)が捨てられている姿を見かけるようになった。毎回数匹くらい。時にはオスバチの姿も見受けられる。どうしたのだろう。蜜不足でないだろう。ヘギイタダニが原因かしら? 虫メガネで観察しても、ミツバチの奇形やヘギイタダニの姿は確認できない。昨年の秋にもよく似た現象がみられ、幼虫の死骸からヘギイタダニは全く観察できなかったが、アピスタン処により多量のヘギイタダニが確認された経験がある。しかし、初冬にアピスタンを処理したので、ダニが完全にいなくなったわけでも無いだろうが、原因とは考えにくい。どうしたんだろう? どなたか、アドバイスをいただければ幸甚です。
 
4月4日(土)  曇天の最近には珍しいほど気温が上がらない。もちろん、ミツバチは採蜜にお出かけ・・・です。今朝、驚いたことには、門外に6匹の羽化したての死骸が見られ、それも、オスバチばかり。とても気になり、ネットで検索すると、参考になりそうな記事を、間室養蜂場報で見つけた。ヘギイタダニは、雄蜂巣に好んで寄生するとのことで、4月の採蜜時にアピスタンなどのフルバリネート剤を使用することができないことから、ダニ駆除用のプラスチック雄蜂巣脾枠を使うと良いとのこと。この巣脾枠で雄蜂巣が蛹の状態で巣房に蓋がされたところで巣脾枠を冷凍し、雄蜂とヘギイタダニを殺して再び巣箱に戻して、働き蜂に清掃させるというもの。これを繰り返すと、ヘギイタダニが希釈されていくと考えられる。チョット面倒だな。  
4月22日 分蜂を防ぐために巣素枠(最終)を投入
 以前より門前に多くのミツバチがたむろするようになり、分蜂の心配が日増しに強くなってきた。まずは蜜を取るために、できるだけ蜜が貯まるよう巣素枠を増やしてきた。そこで、内検をしたところ、上段の巣枠には既にミツバチがぎっしりと詰まっており、いつ分蜂してもおかしくないと思われた。一方、蜜はどの巣脾枠にもしっかりと溜まっていたが、どの巣脾枠10~20%程度しか蓋がされていなかった。採蜜するにはもう少し待たないといけないし・・・分蜂も心配。そこで、最後の(7枚目の)巣素枠を入れた。この新しい巣素に巣作りと貯密に熱中して分蜂を遅らすことができれば嬉しいのだが。観察を怠らないようにしよう。 本当は巣箱の下段を確認して、王台があれば処理すると良いのだろうが、上段を外し隔王板を外すと、ものすごい数のミツバチが湧き出してきて、煙を吹きかけても収まることはなかった。果たして、下段の巣脾枠を持ち上げて状況を確認することはできなかった。不安でいっぱい・・・!
4月25日 朝
 巣門前に多くのミツバチがかたまっている。分蜂を危惧して、すぐに巣箱上段を確認した。できるだけ早く採密して、分蜂を起し難くくしたいからだ。ところが巣房に蓋をされている割合は以前と同じ10~20%程度で、採密にはもう少し時間が必要と判断した。しかし、22日に加えた巣素枠には巣が建設で蜜も入りだしている。こうなっては分蜂しても仕方がないな・・・と思いつつ、どうするのがベストか判断がつかない。
同日 午前11時快晴ついに分蜂・・・・!
 お隣の農家さんから、ミツバチの分蜂が起こっているとの情報を得た。庭に飛び出すと、庭の西に広がる畑にはミツバチが渦を巻くように広く高く飛び回っている。その量は想像を絶するほど。ドキッとして巣箱を確認したところ ・・・ 間違いなく我家の群の分蜂であった。しかし、すぐに巣箱上段を確認したところ、ミツバチはほとんど減っていないような印象を得た・・・それほど大量のミツバチがこの小さな巣箱の中にいたことになる。本当にこのすざましい数のミツバチが我が家の巣箱から飛び出したのだろうか?と、疑問に思うほど。30分ほど経過して、飛び出した群は、畑を挟んだ西隣の農家の庭木(イヌツゲ)に球を作って集まったので、比較的容易に回収することができた。実は女王蜂に黄色蛍光色のマークをその背につけていたので、女王蜂の回収も容易に確認できた。この女王蜂のマークからも、分蜂群が我が家の巣箱から飛び出した群であることは明白である。この分蜂した群は、これまたものすごい量で、新たに準備した巣箱(7枚箱)は既に満杯の状態。我が家の巣箱にはこれほど多くのミツバチが入っていたかを想像すると、分蜂やむなし・・・と思われる。アーア!、この先どうなるのだろう。また、すぐにでも分蜂しそうな状態といえよう。ハチミツは何時取ったらよいのか、全くわかりません。さらに、分蜂中の写真は全く撮っていません。もう、必死でしたので・・・。新しい巣箱は、暗くなるまで蜂球を作ったお隣のツゲの木の下に置かせていただき、暗くなってから門戸を閉じて自宅の庭に持ち帰って元の巣箱の隣に定置し、翌朝早くに門戸を開いた。ちなみに新巣箱に準備したのは、空の巣脾枠(2枚)、ほぼ50%の蓋がされた蜜が貯蔵された巣脾枠(1枚、昨年継箱を外した時に回収したもの)、巣素枠(3枚)及び給餌器の合計7枚。多すぎることは理解しているが、あまりにもミツバチが多かったことから思い切ってこの状況を設置した・・・最初から満杯です。
   
 新しい巣箱は元の巣箱から2mほど東へ離したところ。  元巣箱のミツバチの数は分蜂で減ったような感じがしない。
 4月26日 新たな巣箱のミツバチたちは、翌朝から平穏に・・・何事もなかったように活動を始めた。門の前は前日持ち込んだゴミや、巣箱に投入した古い(ご近所から頂いた)巣脾枠の掃除で出てきたゴミと思われる小さなクズが放り出され、一部のミツバチがこの門付近のゴミを清掃しようとしていたところ、私が小型ホウキでお手伝いをしてあげた。分蜂には元気なミツバチが飛び出してきたのだろうか、ミツバチの死がいは出てきません(4月28日)。  
4月26日(同日) 午後2時頃。 オオスズメバチ(女王蜂)見参
 蜂球を新しい巣箱に入れて巣箱の周りを飛び交う働き蜂の大群がその巣箱に収まるのを待っている時、その近くを大きなスズメバチが飛来してきたのに気がついた。その大きさから、オオスズメバチの女王蜂と思われる。とうとう現れはじめたオオスズメバチ・・・早めの対策を立てなければ。ネットで検索し、オオスズメバチのトラップを作ることにした。春のトラップは女王蜂を捕らえることができることから、秋の被害を大きく抑えることが出来るという。
 方法は、ネット検索して見つけ出した「ペットボトルを利用した手作りとトラップ」を参考にした。 2Lのペットボトルを3本用意し、グレープジュース(Dole、100%果汁グレープジュース) : 日本酒(清酒、秋田のまつり) : 酢(ミツカン米酢) : 砂糖(上白糖)=10 : 3 : 2 : 2 の割合で混合し、サイトの通りの細工を施した各ボトルに 300ml づついれて庭の木のおよそ2m位の高さに吊り下げた。トラップにオオスズメバチがかかるのを楽しみだ。

(続報)5月5日。目の前を馬鹿でかいオオスズメバチが通り過ぎた。ふと思い出して、トラップを見に行くと、すごい・・・かかっている、かかっている。収穫は、3つのトラップに6匹、4匹、0匹。場所によってかなり差があるようだ。昼間は影になる木陰が最もよい結果を示しているようだ。トラップにかかったスズメバチを観察すると、キイロスズメバチとコガタスズメバチばかり。そう、あの馬鹿でかいオオスズメバチがいない。アイツを捕まえたいのだ・・・アイツを! 
経験者の方にご質問:トラップに入れる溶液は交換したり、蒸発して減った分を添加する必要があるのでしょうか? どなたか、よろしくお願いします。
   
4月28日(写真上)   大根を冬季保存のために畑に深く植えていたが、食べきれず放棄されたものから花茎が伸びて満開となった。この花はモンシロチョウのみならずミツバチの大好物。菜の花の黄色の花より好むようで、花をもみくちゃにして蜜を吸っている。 
4月28日(写真右) 
ミツバチはりんごの花も大好きなようだ。万遍に花を訪れる姿が見受けられるが、残念なことに、今年は、シナノスイートのみが多くの花が咲いたものの富士2001の花は1輪しか咲かなかった。いくらミツバチが活躍しても、交配は成立しないだろう。 普通なら人工授粉をするのだろうが、今年は放置します。まずは、ミツバチの実力を見てみたい。
 
 5月4日 2度目の分蜂
朝、もともとの巣箱の門前にミツバチがびっしりと張り付いていた。これは怪しい・・・分蜂しそうだ。できるだけ分蜂をさせたくないのだけど、下段巣箱の蜂が多すぎて内検ができず、王台の処理ができないのが最大の原因だろう。さらに、上段の貯蓄された蜜房になかなか蓋がされないのも気がかりになっていた。
分蜂はあっという間に起こった。庭でお茶を飲んでいると、独特の羽音が聞こえてきた。走って見に行くと、ミツバチが門から噴き出してくるように飛び出してくる。この時の写真が撮れなかったのは残念。そして、高く飛び上がったように見えたが、隣の畑に移動し生垣のイヌツゲ枝に蜂玉を作り始めた。わずか10分足らずで、ミツバチの大群は落ち着き始めた。蜂球をバケツに落とし、空の巣脾枠(2枚)と巣素枠(2枚)をいれた巣箱に移した。夕方まで放置し、ミツバチが落ち着いた夜になって巣箱を定置に移動した。我が家ではこれ以上巣箱を増やすことはできないので、今回はお隣の大元にお引き取りいただいた。
 
分蜂が終わって落ち着きを取り戻しつつある元の巣箱
 
お隣にお手伝いを頂きながら、分蜂群を新しい巣箱に移す。
 5月5日、3度目の分蜂
エッ・・・こんな事ってあるの? 驚きのなんのって、元の巣箱から3度目の分蜂が起こった。昨日、分蜂したところだったのに・・・上の写真の状態から、翌日の今日、再び分蜂したのです。  

庭のガーデンテーブルでパソコンをイジっていたのに、ほとんど気がつかなかった。普通なら分蜂の羽音がけたたましく聞こえるはずなのに、目の前で分蜂していたのに・・・全く気がつかなかった。気がついたときには、庭の花壇奥のツゲの生垣に、既に立派な蜂球を作っていた。既に蜂球としてしっかりとまとまり、落ち着いた様相だったので、飛び立つのも時間の問題と思いながら、あわててお隣さんに助けを求めた。しかし、低いツゲの木の枝に蜂球を作ってくれたので、回収は容易だった。この巣箱もまた、お隣さんに引き取ってもらうことにした。 
 
イヌツゲの生垣に作られた蜂球
 
回収された蜂球はこの巣箱に収められたが、アッという間に静かになった。
5月21日 初めてのハチミツ採取 
今日は天気がいいので、ハチミツの採取を決行することにした。2日前に元箱の継箱を確認したところ、7枚全ての貯蜜が順調に進行して巣脾枠の半分以上の巣房に蓋がされており、ハチミツ採取が可能な状況であった。以前、なかなか巣房の蓋がされない時期があったが、おそらく分蜂の準備が進行中で、貯蜜の濃縮なんて全く関心がなかったに違いない。
  蜜刃で巣房の蓋を切り取る。ナイフを温めると切り取りやすいとの情報をよく見かけるが、実際にはすぐに冷えてしまい、その度ごとに温めるのは現実的ではない。そして最終的に、この採蜜作業の中で最も困難な作業はこの蓋の切り取りと思われる。 少しでも余分な力が入ると、巣を深くえぐってしまう。巣房の上面には起伏があるので、まず平坦にうまく剥がせない。もちろん、私には初めての操作なので、慣れてくるともう少しは上手くなるのかもしれないが、本当にうまくいかない困難な作業であった。ゆっくりと作業していると、巣枠の下部から蜜が垂れてくる。不十分な作業で蜜が巣に多く残ることが予想され、この巣脾枠を巣箱に戻した時にミツバチは喜ぶかもしれないが、巣をむちゃくちゃに破壊しているので・・・怒るだろうな、ミツバチは。ごめんなさい。結局、7枚の中から4枚を選んで採蜜することにし、終了後、速やかに巣箱に戻した。
 遠心機は、プラスチック製の軽いものを選んで中国から直輸入したもの。本当に機能するか心配だったが、動作には全く問題はなかった。
何しろ初めてなので、どれくらいのスピードで、どれくらいの時間回したらよいのか・・・全く解からず。蜜が巣に残っても良いと思いつつ、できるだけ高速で数分間回した。巣脾枠が安物だったのだろうか?・・・遠心で外側に張り出し、終了後に取り出しにくいという経験をした。強く回しすぎたのかな? それはないだろう。この張り出しを元に戻そうとすると・・・巣房が潰れてしまう!
この搾り出し作業は、どうも納得がいかない気分で終了した。遠心機の下に溜まったハチミツには、蓋剥がしで出てきた巣の破片が無数に混入しており、なるほど濾過は不可欠となる。
 
   
最上部のふるいは、100円ショップで購入した最も細かい目(NOは不明)のもの。下部のネットは中国から輸入したろ過専用のもの。本当にハチミツが抜けて来るのか疑問に思うくらい目が細かい。濾過を始めた時、ハチミツが全くろ過器を通過しなかった。なるようになれ・・・と、ふるい一杯に蜂蜜を貯めると、その重圧でスムースに通過するようになった。布のネットもかなり容易に通過する。
 ご覧のとおり、遠心機を椅子の上に設置し、取り出し口の下にはろ過装置をおいて、その下に保存瓶で濾過された蜂蜜を受けるようにした。 採蜜を始めたのは午前9時ころ。下手な作業で意外にも時間がかかり、 遠心分離が終了したのはお昼前、そして濾過には日が暮れるまでかかった。完全な一日仕事だった。
 右の写真は本日の戦利品。
 1200ml 1本
  900ml 5本
  450ml 3本  合計 約 7000ml(7リットル)
 ハチミツの濃度 82.0% 

初心者の私には、十分すぎるくらい十分な量でした。
ミツバチさん達に感謝!!!
巣脾枠4枚からこんなにたくさんのはちみつが取れるなんて ・・・ 凄いですね。
 

5月23日 採蜜器具の大掃除
しっかりとシュミレーションをして必要な器材を準備して採蜜したのの、思いつきのまま用意していたいろいろな器材はハチミツでベトベト。こりゃあ・・・後片付けが大変だ。翌22日は一日中、器具類を巣箱の近くに放置し、付着したハチミツをミツバチに舐めていただくことにした。果たして、かなりキレイになりましたよ。
そして23日には、器具類の洗浄。大きな遠心機は、高圧洗浄機を使って綺麗に洗うことができ、ピッカピカの新品に戻った。
ホッとして ・・・ お茶を一口、昨日収穫したハチミツを眺めながら ・・・ ウマイ!
 
 5月24日 新規購入した巣箱(組み立て式)の組み立て
養蜂を始める時に購入した巣箱(+継箱)は、2組とも既に運用していることから、今後の対応に不備を生じる可能性がある。巣箱を清掃するときにも、予備の巣箱があればとても便利。そこで、お隣が巣箱(間室養蜂場、組み立て式)を購入されたので、ご無理を言ってその中から2組分の巣箱を分けて頂いた。今日は早速、その組立を試みた。組み立て式はとても良くできていて、木材はすべて切断済みで、金網や天板と底板の継用ブリキ板も含まれている。こちらで準備するものは、釘(抜けにくいスクリュータイプ)、金づち、ドリルくらいである。
一組分の組み立て板(写真右)。
 
 
大きく3つのパートに分けて組み立てる
 
約1時間半で完成。パーフェクト!
6月初旬 何もすることなし・・・!
このシーズン、何にもすることは無いようです。何かしたくてウズウズしているのですが・・・。ミツバチはいたって元気に蜜と花粉を集めに出かけています。夜になったら巣箱の前にミツバチの塊を作るので、ちょっと心配。特に、分蜂した新しい巣箱(中身のミツバチは旧巣箱を飛び出した旧女王蜂群)では、かなり大きな塊を作っている。
週に一度くらい内検をして、1〜2週に一度上段の巣牌がいっぱいになったところで新しいし巣素を加えるくらい。相変わらず下段の内検は怖くてできず、分蜂しないようにただ祈っているだけ。 上段のミツバチの様子で、巣箱内のミツバチが平穏な状態かどうかを判断している。もし異様な状態になったらどうするかって?・・・・ただ、指を加えて見ているだけかも。
新しい巣箱を作ったので、突然の状況に対応するため継箱と巣素枠(20枚)を購入した。でも、これ以上巣箱を増やすつもりはありません。 
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