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宿根草(NO91〜)Perennial flowers ( NO91〜) | ||||||||||||||||||||||||
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91)ワイルドストロベリー | |
ワイルドストロベリーは冬の寒さにはとても強い。葉の色を少し変えただけで容易に越冬し、春の訪れとともにぐんぐんと生長する。成長を始めると早々に開花・結実し、そのライフサイクルも早い。6月にはいると、たくさんのイチゴが生りだし、ティータイムを賑わす。ここはイチゴの生産地なので甘いイチゴには慣れているが、両者を比較することはできない。素敵な・・・ワイルドな味で、捨てきれない魅力がある。多くに人々に気に入られる訳が分かったような気がする。 | 2017年12月28日 越冬中 |
2018年3月22日 もう花が咲き始めた |
2018年6月11日 イチゴが次々と |
ワイルドストロベリー・アレキサンドリア 2019年3月、大粒の実を生らせるけど、ランナーは出さないので周りに大きく広がらないというワイルドストロベリー・アレキサンドリアの種子を輸入して播種した。発芽に3週間ほどを要し、無事に得られた苗を大切に育てている。 |
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92)ジャコウアオイ(ムスクマロウ) | |
夏に咲く宿根草を探していたところ、およそ60〜70cmの花茎に、初夏になるとじゃ香の香りがするピンクの花を咲かせるジャコウアオイの種子を手に入れた。2018年2月に播種して3月末に直植えすると順調に生育し、期待通り初夏7月初旬に開花した。葉に麝香のにおいがするというのだが・・・さほど? 夏になると花が少なくなるので、ミツバチやチョウの蜜源としても期待している。 |
2018年4月13日生育を始めたジャコウアオイ |
2018年7月2日 開花したジャコウアオイ |
よく見ると、なかなか魅力的なジャコウアオイ |
93)アンチューサ | |
@アンチューサ・アズレア ’ドロップモア’ 宿根のアンチューサとして知られている。 2020年5月に初めて開花した。花茎は予想以上に伸びて 1mほどなろうが、うまく夏をこすことができれることを期待している。蜜源としての効果は抜群。 |
2020年5月 |
2020年5月 |
2020年5月 |
Aアンチューサ・オフィキナリス 別名 アフリカワスレナグサ アズレアと同様に宿根草とされるが、庭で冬を越したためしがない。採種を含めて何とか維持することを試みている。アズレアに比べて草丈が短く、50pほど。株がこじんまりとしている割には鮮やかな青色の花が賑々しく咲く。なかなか魅力的な花だ。ミツバチもお気に入りのようで、ひっきりなしに花を訪れている。 |
2020年3月23日 |
2020年3月23日 |
2020年3月23日 |
Bアンチューサ・レプトフィラ ガーデニング仲間から頂いた、とても欲しかったアンチューサ・レプトフィラ。一年草で、30〜40pの小型アンチューサ。しかし、見れば見るほど、下記のシノグロッサムとの違いが判らない。種ができた時に比較してみよう。その違いがあるかもしれない。 アンチューサの仲間は、ミツバチがとても好むようだ。 |
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Cシノグロッサム 1年草で、ピンクと鮮やかなブルーの花を咲かせる株がある。 ガーデン仲間から譲り受けた。 |
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シノグロッサム ピンク花 |
シノグロッサム ピンク花 |
シノグロッサム ブルー花 |
シノグロッサム ブルー花 |
<怪>・・・アンチューサ・レプトフィラとシノグロッサムの花は酷似している! アンチューサ・レプトフィラとシノグロッサムの花は、花を並べてみても判別できないほど酷似している。両者は共にムラサキ科の属するものの、属名が異なるほど分類では離れた種である。にも拘らず、花は酷似していることが不思議でならない。ネットで検索しても、容易に判別できないなどの評価がされている。アンチューサの花色に憧れて色々な種を集めているのだが、アンチューサ・レプトフィラという原種そのものに疑問を感じる。 2021年4月、アンチューサの種の春蒔きを試みることにして、アンチューサ・レプトフィラとシノグロッサムの種を同時に蒔いてみた。両者の種の形態は大きく異なるのが面白い。同日に播種したところ、ほぼ同時に発芽した。これらの発芽苗を比較すると、驚くことに・・・違っている。葉の色や本葉の形態など、注視すると明らかに異なっている。やはり、両者は違った品種なのだ。 両者とも大切に栽培し続けるようにしよう。 |
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アンチューサ・レプトフィラ(写真右・上部) シノグロツサム(写真右・下部)) |
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94)アルメリア | |
早春から鮮やかな花を咲かせるので、花の少ない早春では貴重な存在。蜜源としての有効性は不詳。 | |
アルメリア・ローズジャイアント(高性種) 通常のアルメニアと違って高性種とのことで、入手した種子を蒔いて育てた。花の草高は通常のアルメリアの倍以上はある。株姿と花の迫力も凄まじく、アルメリアの印象を変えた。宿根草なのだが、宿根させる自信がないので採種して、今後も何とか維持させたい。 |
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95)ガイラルディア | |
決して好みの花ではないのだが、2年草の春の花が終了した後、その空いた空間を埋めるために春播きの草花を探していた。ガイラルディアは宿根草ではあるが、宿根草としては扱わず、秋播きの苗と置き換えることを考えている。花としての状況が良ければ、採種して来春に再度播いて苗を作ることにしよう。3月に播いて種から育った苗は、生長して6月中旬には開花を始めた。 | |
開花したガイラルディア ’アリゾナサン’ |
混じっていたガイガルディア・ダズルダズル |
96)クレマチス | |
クレマチスの花にチョウが訪問している姿を見たことがなかったので、クレマチスにはさほど興味を持っていたかった。しかし、近所のガーデニング仲間から挿し芽苗を頂けることになり、我が家では初クレマチスとなるエトワールバイオレットを2019年春に植えることになった。この苗はさほど大きくなかったので、開花は翌年と思っていたところ、株はどんどんと生長し、同年の6月には可愛い鮮やかな紫の花を開いた(写真「右)。蝶が来訪するかどうかは、今後、観察を続けることにしよう。 | 2019年5月 |
2020年5月24日 株が成熟すると大きな花を咲かせる |
2020年5月24日 それもこんなにたくさん |
ロウグチ |
アフロディーテ・エレガフミナ |
97)キャットミント (ネペタ・ファーセニー ’ウォーカーズロー’) | |
2019年6月、ガーデニング仲間と一緒に挿し芽した、いく種の草花の中の一つ。ネペタはとても元気が良く、容易に活着し、1ケ月もしないうちに鉢底から発根が認められ、花も咲かせ始めた。生長がかなり旺盛な草花のようなので、庭での植え付け場所を工夫しなくてはならないだろう。 | |
挿し芽1ケ月後に活着して花を咲かせたネペタ |
2019年12月、元気に越冬するネペタ |
昨年の挿し芽が、一冬でこんなに大株 |
ネペタはミツバチに大好評 |
98)ローダンセマム | |
全く栽培経験のない花であったが、2019年12月に、たまたま友人の花屋さんで、売れ残ったラベル落ちの鉢植えを頂いた。 シルバーリーフが美しい株で直ぐに好きになり、その名前を調べたが、なかなか解らなかった。2020年の春に開花した花からローダンセマムという名称に到達した。 頂いた小さな株は、一冬で何倍にも大きく育ち、よく春には径が30p以上にもなり、株が花で埋まるほどのたくさんの蕾をつけた。ローダンセマムは夏越が難しそうなので少し心配だが、何とかかんばってみよう。うまく夏越しできれば、2021年にはさらに大きな株に・・・。 |
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2019年12月、とても小さな株 |
2020年1月、一冬でこんなに大きく |
蕾がどんどんと上がってきた |
株が花で覆われるほどたくさんの花が |
99)クガイソウ | |
2020年7月 ベロニカとよく似た花を咲かせるだけでなく、蜜源としてとても興味を持っていた野草。ご近所のガーデニング仲間から譲り受けた。想像以上に大柄の草花であったが、庭の一部で繁茂して長く居続けてほしい。 |
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2021年4月 2020年の真夏の開花期に移植したクガイソウで、無事に活着して生き延びるかが心配であった。冬には地上部が完全に消失したことからその生存がとても不安であった。 2021年の4月になって、ちかくに植えていた草花の合間を縫ってクガイソウの若葉が伸びていることを確認された。大切にしなければ・・・。 |
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100)ペルシカリア レッドドラゴン | |
2020年6月21日、 下野市のオープンガーデンクラブで恒例になっている、会員持ち寄りによる「挿し木・挿し芽の会」で挿し芽を試みたところ無事に成功した。半日陰の下草に適切というので、早速大きく伸びたブッドレアの下草として直植えした。 | |
活着した挿し穂 |
2021年秋、初めて花を見た |
101)ラミウム ガリオプドロン | |
上記のペルシカリア レッドドラゴンと同様に、 オープンガーデンクラブで恒例になっている、会員持ち寄りによる「挿し木・挿し芽の会」で挿し芽を試みたところ無事に成功した。半日陰の下草に適切というので、早速大きく伸びたブッドレアの下草として直植えした。共に、挿し芽の中ではとても容易な種類と言えよう。黄色の魅力的な花を咲かせるとのことだが、蜜源として効果があるかどうかは不祥。 | |
春には澄んだ黄色の可愛い花を咲かせる | 花茎は匍匐性の茎から垂直に上へ伸びる |
102) コウテイダリア | |
頂き物のコウテイ(皇帝)ダリア。毎年大きく育つものの、ここ北関東の下野市では、花期の11月中旬には霜が降りる寒冷地のため、膨らんだ蕾が花を咲かせずして落ちてしまうという毎年の繰り返しであった。ところが暖冬が叫ばれる昨今で、2019年、2020年と連続して花を咲かせるという快挙を観察した。4mほどにもなる茎の先端に、ピンクの花を次から次へと咲かせる。間近で花が見られないのが残念だが、花の少ない晩秋に派手な花を楽しませてくれる。 | |
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