(付録) 世界のバタフライガーデン 

 
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 栃木県井頭公園 「花ちょう館」
栃木県井頭公園 「花ちょう遊館」 
井頭公園は栃木県真岡市にあり、栃木県民公園福祉協会が運営する大規模な総合運動公園。ココにはものすごい数の渡り鳥が訪れて一冬を過ごす大きな池があり、野鳥観察に最適な場所として愛鳥家のみならず一般にも広く知られている。また、園内には「花ちょう遊館」があり、珍しい植物が豊富な大型の温室はトロピカルゾーンと名づけられれ、餌付けされたオニオオハシが自由に飛び回っている。サバンナゾーンを経て最後のゾーンは熱帯性のチョウが乱舞するちょうゾーン(バタフライガーデン)となっている。主に沖縄に分布するチョウが多いように見える。
 
熱帯生態館と称するドーナツ型の温室は、トロピカルゾーン、サバンナゾーン、ちょうゾーンの三つに区分けされ、さらに高山植物館が別棟として公開されている。この館は、全体的に手入れに行き届いており、気持ちよく遊歩できることからお気に入りの場所で、家内と時折訪れて、ゾーンいっぱいに飛び回る熱帯のチョウに癒されている。入館料は大人410円。

   
トロピカルゾーンには珍しい植物がいっぱい。これは「ソーセージの木」の実・・・見るからに大きな「ソーセージ」。 トロピカルゾーンは高さが10mほどもある大型温室からなり、オニオオハシが自由に飛び回っている。 
熱帯性のチョウが飛び交うちょうゾーン
2016年2月24日
ちょうゾーンはこじんまりとした空間であるが、真冬でも気温は20度に保たれている。訪れた日は生憎の曇り空で、温室内は沈滞気味であるが、室温が保たれていることからチョウは優雅に飛び回って花を訪れている。残念ながら真冬なのでチョウの種類は少なく、オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハのみ。でも、とても元気に飛び回るその姿に、本当に癒された一時を過ごすことができた。

オオゴマダラ(マダラチョウ科
日本のチョウで最大の大きさを誇るオオゴマダラ。
沖縄では「シンブンチョウ」と呼ばれ愛されている。大きく緩やかに羽ばたくその優雅な姿はこの上なく美しい。
蛹は金色に輝き、その美しさも広く知られている。

リュウキュウアサギマダラ(マダラチョウ科)、沖縄に生息するマダラチョウで、清楚かつ美しい。その蛹はヒスイのように緑色に輝く美しいもので、金色に輝くオオゴマダラの蛹と共に広く知られている。
シロオビアゲハ(アゲハチョウ科)
後翅に白い帯をもつ小型のアゲハチョウ。羽を細かく動かして吸密する姿はとても可愛らしく、その姿はいかにも熱帯のチョウらしい。
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我が家のバタフライガーデン 
  (その1)我が家の庭を訪れるチョウたち
 (その2) 庭で観察した蝶の興味ある行動
 (その3) 庭に棲み着いたジャコウアゲハの生態
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