我が家の庭を賑わす花木(2) |
バタフライガーデンを目指して・・・ |
ブッドレアがいっぱいのガーデン |
主な花木(2) | |||||||||||||
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13)タマクサギ(ボタンクサギ) 6月中旬〜 | |||
クサギがアゲハチョウの仲間に好まれる花であることはよく知られている。タマクサギはその近似種であることから、同じようにアゲハチョウの仲間に好まれると思い庭の北の端に植えた。クサギと同じように茎や葉はとても臭い。3年を経過して大きく育ち、立派な花をたくさん付けるようになった。しかし、地下茎で広範囲に増殖しようとするので、それを制限するのが大変。果たして、確かにアゲハチョウの仲間は好んでやってくる。特に、来訪を強く期待しているナガサキアゲハはとても好きなようだ。ちょくちょく見かけるのだが、なかなか写真を撮らせてくれない。ナガサキアゲハが我が家の庭を飛び回る時が来るのを、とても期待している。タマクサギに吸蜜するジャコウアゲハの雌(写真右) | ジャコウアゲハ |
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クロアゲハ |
キアゲハ |
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2017年7月18日、憧れのナガサキアゲハ(雌)がやって来た(写真下左右) | |||
14)ウツギ(卯の花) | |||
我が家の畑とお隣の庭の境界となる生垣に、ミツバチとチョウが好んで集まる真っ白な花(ウツギ)を見つけた。この地域では、土地の境界線としてウツギを植えるのが習慣となっていたとのこと。今まで全く気がつかなかったのが不思議。 | |||
2016年6月12日、 我が家の庭にも是非植えたいと思い、花が咲き終わるのを待って新枝を採集し、早速挿し木を行った。用土には鹿沼土:赤玉土(1:1)のものと、腐葉土:赤玉土(1:1)のものを用いて比較することにした。 |
2016年7月16日、 挿し木を行ってからおよそ1ケ月を経たところ、無事に根付いたようだ。しかし根付いたものは、鹿沼土と赤玉土(1:1)の用土を用いたもの(写真上:上半分)で、普通の植え替え用土(腐葉土主体)のもの(写真上:下半分)では全く根付かなかった。 |
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2016年7月19日、 既に発根して活着しているように見えるので、庭の西側に定植した。ビニールポットを外したとき、多くの白い根が伸びていることが確認でき、安心して定植した。しかし季節的には決して好ましい時期ではないので、写真の1本のみを定植した。 |
2017年4月12日、 昨年の真夏に定植したことから、活着するかどうか心配していたが、無事に活着しどんどんと成長していることが確認された。今年は花が咲くかどうか分からないが、将来色々な、たくさんの昆虫の蜜源になることを期待している。 |
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2018年5月16日、ようやく開花したウツギ |
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15)デュランタ・タカラズカ |
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蜜源植物として入手した。庭に直うえできるものと思っていたが、ネットで調べると、耐寒性は劣り、最低でも5℃以上で栽培する必要があるとのこと。これは間違いなく、冬は温室で栽培しなくてはならない花木となる。耐寒性が劣ることが予め分かっていたら、手には入れなかっただろう。仕方がないので・・・、最低温度を10℃にした3坪の温室に持ち込み、蘭栽培の邪魔にならないように、温室の片隅で我慢してもらうことにした、温室内で栽培すると、真冬(12月下旬)でも花を咲かせ続けるようだ。鉢植えでの栽培を継続することになったので、鉢増しして植替えを済ませ、長期栽培の戦略を開始することにした。 6月になって、新たに伸びた枝からたくさんの花を咲かせ始め、クロアゲハやジャコウアゲハなどの訪問を受けている。 |
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16) メドハギ (雑草) | |||
キタキチョウの自然の食草として、近くの川原から引き抜いてきた。定着すると厄介な雑草であることから、素焼鉢に植えたものを庭に定植することにする。種子による広がりは、注意して除去することに心がける。キタキチョウの食草としてはミヤギノハギがあるが、卵や幼虫が観察しやすい手頃な低木を利用することにした。これくらい小さいと、ネットを利用して保護・確保することも容易。 |
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宿根性の強靭な野草の低木と考えていたが、栽培の方法が悪かったのか、それとも、例年にない厳寒のせいか、2018年の3月になって春の兆しが見えてきても落葉した小枝から新芽が全く生長してこないので、枯れてしまったものとして諦めていた。ところが4月に入ると、にわかに新芽が噴出してきてひと安心。さすがに野生の強さを感じさせる。 キタキチョウの食草として準備したヤハギソウも同様で、その生命力の強さから、やはり、広がりの防止には注意が必要となろう。 |
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我が家のバタフライガーデンをめざして ミツバチやチョウに優しいガーデニング |
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