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7)リモリウム(スターチス)・ラティフォリウム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種子の入手が容易ではないリモリウム・ラティフォリナムの花が咲いたので、さっそく採取して播種を試みたものの、発芽が認められなかった。ところが、秋も深まり始めた10月の中旬に、花穂の軸(花茎)にたくさんの高芽が育っていることに気付いた。そこで早速、この高芽を切り取って挿し芽を試みることにした。ネットで色々と検索したものの7、否定的な掲載ばかりで、参考になる記事を一つも見いだせなかった。ぜひ挿し芽に成功し、その記録を残したいと期待している。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
花穂にはたくさんの花芽が生長している |
高芽は花茎の又に出てくるようだ |
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花茎の又から生長している高芽にはほとんど芽茎がなく、培養土に芽を指して固定することはできそうにない。そこで、高芽がついている花茎を付け根から5oほど残して切り取ることにした(写真左)。 切り取った高芽をメネデールを入れた水に1時間ほど浸し(写真左下)、培養土の鹿沼石(微粒)に挿すわけだが、先にも述べたように、うまく差すことができないようなので、ランナー取りに使用する二股のピン(写真右下)を用いて、培養土に押さえつけるように固定することにした。 |
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鹿沼土で満たしたセルに高芽を1本づつ固定 |
高芽をピンで押さえて固定する |
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結果: 小苗は温室内で3月まで保持することができたが、残念ながらすべての苗で発根には至らなかった。苗は3月中旬に入ってにわかに褐色化し始め、枯れた状態になった。来年度は花茎に付いたままもう暫く保持して、発根を確認してから挿し芽することにしよう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8)ローダンセマム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2020年5月15日、昨年の12月に入手した小さなローダンセマムは春までに巨大な株に成長し4月になると株いっぱいに賑々しく花を咲かせた。ローダンセマムは宿根草なので、何とかこの株を夏越しさせ来春にはさらに大きな株で花を咲かせたいと思い、夏腰の方法をネットで調べたところ、風通しの悪い所での直上では夏を越すことは難しそうだ。そこで株を掘り起こし、鉢植えにして風通しの良い半日陰のところで夏越しの準備を行った。鉢に移した株は、根元から15〜20pほどのところでバッサリと刈り取り風通しを良くした。 またこの時、採種はしたものの、ローダンセマムを殖やすには挿し芽が良いとのことで、切り取った穂を挿し穂にすることにした。 |
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2020年5月 満開のローダンセマム |
5月15日、鉢に移した株の穂を刈り取った |
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刈り取った穂が山のよう |
丈夫な穂を選んで水を吸わせる |
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2〜3節の穂を、鹿沼土に挿して発根を待つ |
6月中旬 鉢に移植した株はとても元気 |
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6月16日、約一月後には発根を確認 |
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9)サツマイモの苗作り | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
毎年栽培するサツマイモのツル苗は、近くの農業専門店で購入している。この苗は結構いい値段がするので、自分で作ることができないかと、毎年考えていたが、機を逸していた。2020年のサツマイモの収穫はいつもの年より豊作であったことから、温室の棚下で保管していたサツマイモを見つけて、早速苗作りを試みることにした。2021年4月1日、プランターに自作(腐葉土:赤玉土小:市販培養土=4:4:2)の用土を入れて、サツマイモ(自家製の紅あずま、スーパーで購入したシルクスイート)を埋めて、上にかるく覆土をした。プランターは低温(最低温度10℃)の温室内で管理することにした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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