我が家の庭を賑わす野鳥(3)

 
1  スズメ 2  シジュウカラ  3  カワラヒワ 
4  モズ  5 メジロ  6  ジョウビタキ 
7  エナガ  8  オナガ  9  セキレイ 
10  キジバト 11  ヒヨドリ  12  ムクドリ 
13  ツグミ  14  シメ  15  シロハラ 
16  コゲラ  17 ウグイス  18 カッコウ
19  キジ        
(3)カワラヒワ
6月も中旬に入り、ヒマワリの花が終わってその種が充実しつつある頃、突然見たことがない野鳥がやって来るようになった。目標はヒマワリの種で、かなり長い時間をひまわりレストランで過ごしている。しかしとても神経質で、写真を撮ろうと近くによると飛び去ってしまう。そーっと、そーっと近づいてカシャ。上の写真が限界で、露出も適切でないため、種の判定も確実にはできないだろうが、羽の模様などから・・・カワラヒワと思われる。今までも来訪していただいたかもしれないが、まったく気がつかなかった。カワラヒワさん、是非お近くで、この庭のオーナーの挨拶を受けてください。
 
  
(4)モズ
晩秋ともなると、空気が胸に刺さるように感じる冷たさとともに、澄んだ空気に劈くようなモズの泣き声が聞こえてくる。小鳥にしては少し大きめの精悍な美しい鳥で、春までの淋しい庭を賑わしてくれる存在感のある鳥でもある。晴れた日には、いつも同じ場所、枝(柿の木)に止まり畑と庭を監視して餌を狙っているようだ。100ミリのマクロレンズしか持っていないので、鳥の仲間の写真を撮るのは至難の技。これで精一杯の接近・・・。リズミカルに尻尾を振るのだけど、尻尾がうまく写っていないなァ。
 
(5)メジロ 
 
2016年2月5日
よく晴れた朝、甲高い声で「ピーッ、ピーッ」。とても気を引く鳥の鳴き声が聞こえた。その声の主はメジロ。まだ真冬だというのに、こんなに早くやって来るんだ。暖冬だからであろうか? 密源となる花は多くはないからであろうか、畑の生垣に絡み付いていた蔦状の雑草の実を啄ばんでいる。もっと良い写真が撮りたいのだけど、135mmレンズではこれが精一杯。まあ、記録ができただけでも良いとしよう。

<追加>メジロが啄ばんでいるのは蔦状の雑草の実と思ていたが、確認すると、アオマサキの実であることがわかった。
 2016年11月13日、
今日は心地よい小春日和。庭で「チーッ、チーッ」と、甲高い鳴き声がした。いかにも聞き覚えのあるメジロの声ではあるが、この時期にメジロが来たのかな?キウィ、ブッドレア・・・と、狭い小枝の隙間を巧みに飛び回る姿を追いかけると、本当にメジロの姿を確認した。早春以来のお目見えとなるが、メジロの確認と撮影は、本当に難しい。
今年は、メジロが群れて庭の木立を飛び回る姿が頻繁に観察される。何とかもう少しゆっくりと滞在していただくために、どんな餌を準備したらよいか考えてみよう。経験的に、安易にミカンなどをぶら下げると、ヒヨドリなどの大型の野鳥が幅を利かせるようになるので、考慮する必要がある。
 2016年12月2日、
今年の冬は、メジロが群れて飛来することに気がついた。今まで、全く気がつかなかった。一日に何度も餌を求めて通過するようで、私としてはもっとゆっくりと滞在して欲しいと願っている。そこで写真のようなミカンの餌場を作った。ミカンをそのまま設置すると、アッと言う間にヒヨドリが食べてしまうことを確認しているので、あえて金網に閉じ込めて準備した。メジロが気がついてくれればいいのだが。
ミカンの代わりにリンゴでもOK!リンゴの場合には、1cm幅に薄くスライスして、網に貼り付けるようにセットする。
12月10日、シジュウカラが突っついているのを目撃。
12月30日、
今まで、メジロは一群となって、通り過ぎるようにしか飛来しなかったが、昨日(12月29日)から状況が一変した。群れでの飛来はなくなり、2羽のメジロがミカンに居座るようになったのだ。大きさがわずかに異なる2羽は番なのだろうか? 交代にミカンを啄ばむ姿はほほえましく、家内と「癒されね」と語り合いながら楽しませて頂いている。2日間で、ミカンはほとんど食い尽くされたようだ。かなりの食欲で、ホストとしてのこちらにはうれしい悲鳴。たっぷりと召し上がってください。 

ミカンから離れない・・・
 
アレッ! ピーナッツにも興味が?
   
 
寒い朝、餌を求めて陽だまりで

バードケーキを啄ばむ姿も珍しくない
 
ようやくシャープな写真が撮れたかな
 
可愛らしいメジロだが、意外に鋭い目をしている
2017年1月5日、メジロが変な遊びを始めた
新年に明けた頃から、このメジロの番(ツガイ?)がそろって変な遊びを始めだした。 バードフィーダーの側のクルマの窓ガラスやバックミラーに映る自分たちの姿を見つけ、 チョッカイを出しているように見える。鏡やガラスに映った自分の姿に興味を持ったのだろうか? こちらから見れば可愛らしい姿なのだが、何か意図するところがあるのだろうか? とても興味のある行動。
   
2017年1月17日、
ホバリングで餌にありついていたヒヨドリは、次第に賢くなり、とうとう給餌器の金網の上に留まるようになりミカンやリンゴを食い散らすようになった。これではメジロやシジュウカラが餌にありつくのが困難になるため、ヒヨドリの静止を妨害策として給餌器の上に屋根をつけることにした。屋根の上にはヒヨドリは静止できないだろうから、その効果が期待されたが、果たしてホバリングによる餌の確保はつづくことになったものの、ヒヨドリからの執拗な攻撃は回避されるようになった。  めでたし、めでたし!

2017年1月20日 
メジロの奇妙な行動・・・交尾? Or  喧嘩?

雪が降りそうな冷たい曇天のなか、番(ツガイ)と信じていた2羽のメジロが仲良くバードケーキを啄ばんでいる姿を眺めていたところ、いきなりくんずほぐれつの喧嘩のような行動を取りはじめ、音を立てながら地面に落ちた。暫くバタバタしていたが、まるで死んだように動かなくなって約1〜2分ほど(写真右)。その後、起き上がったまま暫く寄り添って(写真下)、飛び去って行った。この状況を見ていて喧嘩ではないように思えたが、交尾なのだろうか。この後、どちらか1羽のみが餌場を訪れ、もう1羽は姿を見せなくなった。やはり喧嘩なのだろうか?

 
市内の野鳥に造詣の深い方に伺うと、メジロの繁殖期は5〜6月で餌が豊富な時期で、また、交尾は通常樹上で行われるとのことで、真冬の特に餌が少ない時期に見られたこのような行動は、餌場を奪い合う「喧嘩」と見たほうが良いのでは・・・とのこと。なるほど、納得いたしました。いつもありがとうございます。  
2017年2月13日、
メジロの飛翔はとても早くてなかなかカメラに収められない。繰り返し繰り返しトライするのだが。今朝、ようやく・・・なんとか。十分でもないが、チョッと嬉しい!

うまく光りが当たらないと、写真で体色が出ない
 
わずか1mの所に、ミカンを置いた・・・目の前でパチリ!
   我が家の庭を賑わす野鳥(4) へつづく
 
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