2017年8月2日、アブラゼミの抜け殻
夏になると朝から晩まで虫を追いかけていた子供のころ、庭でセミを捕まえるのが夢だった。庭に大きな木が生え、そこでセミが誕生する・・・夢のような話だった。その夢・・・喜びを味わえるときが、ついにやってきた。木が一本もない敷地に越してきて、子供のころからの夢をかなえようと、バタフライガーデンを目指した庭造り。そこには、入居する前から敷地の周りを落葉樹で囲み、かなり大きくなる木も積極的に植えた。その成果が・・・今年、実感として現れた。入居して6年を経て、セミが誕生したのだ。それまで木など一本もなかったことから、新たに植樹した木に産卵されたことになる。抜け殻といえども、この姿を見ると感慨深い。 |
モクレンで育ったと思われる幼虫の抜け殻 |
サクランボにとまるアブラゼミ |
2017年4月5日、変な訪問者?
虫や動物ではないのだけど、とても気になるものを庭で見つけた。キノコの仲間、アミガサタケ・・・キノコのなかでもチョッと変っている。日陰ではないものの、午後にはツゲの生垣の木陰に入り、少し湿り気のある土壌で、落ち葉や雑草の間からニョキニョキと。今まで信州の里山のようなところでしか見たことがなかったので、我が家の庭で見つけたときには、ただただ驚いた。実際には決して珍しいキノコではないのかもしれないが、新しい発見にバンザイ!
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真冬のクビキリギリス
2016年2月16日、
15日は嵐のような激しい春一番が狂ったように関東を襲ったとニュースで流れていたが、ここ北関東では驚くほど穏やかな一日であった。しかし、夜になって気温は急激に低下して真冬の厳しい寒さに逆戻り。今朝(16日朝)には庭が真っ白に、驚くほどの激しい降霜を観察した。
朝の庭を散歩しいているとき、朝日を浴びた生垣の根元に鮮やかな緑が目に飛び込んだ。よく見ると ・・・ 霜にまみれたバッタ。 真冬にバッタなんて見たことも聴いたことがない。その姿は ・・・ クサキリに見える。今年は暖冬でクサキリが越冬 ・・・ 考えられないだろう。 まともに霜を浴びているので死んでしまっていると思ったが、午後にはその場所が移動していた(写真右)ので、生きているには間違いない。調べてみると、このバッタはクサキリではなくてクビキリギリスのようだ。というのも、外見は良く似ているが、クサキリはほかのほとんどのバッタの仲間と同じように卵で越冬するが、クビキリギリスは成虫で越冬するとのこと ・・・ へェー知らなかった。がんばって生き延びてくださいね。どのように保護したらよいのかわからないので、そのまま放置した。
2016年2月17日、
昨日観察したクビキリギリスの個体は、今朝は姿を消していた。どこかに身を潜めたものと信じることにしよう。 |
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霜にまみれたクビキリギリスの越冬個体 |
午後には自力で移動していたので、生きているようだ |
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