Cultivation

. ワルケリアナの栽培方法について .
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一般的なカトレヤと比較して栽培のポイントを説明します。
栽培環境は温室の大きさ、日照条件、コンポストの違い、水やり等々個人差が有りますので、あくまでも参考に止めて、ご自分の栽培方法に合わせて調整して下さい。



 1.日照管理
一般的なカトレヤと比較して、やや強めの日照が必要です。
一般種が50%遮光とした場合は、40%遮光と遮光率を下げる方が花付きが良くなります。

 2.温度管理
基本的に一般的なカトレヤと同じ温度管理で栽培出来ます。
冬場で最低温度13〜14度程度で良いでしょう。
但しバルブを太らせるには、一日の最高最低の温度差を確保する様に配慮する事が必要です。

 3.通風管理
原則として通年、通風を確保した方が良いでしょう。
夏場は出来れば温室の外へ出し、温室管理の時期は、扇風機等で通風を確保した方が良いでしょう。

 4.コンポストについて
一般的には、素焼き鉢に水苔で十分栽培出来ます。
3号以上の鉢の場合は下半分に発砲スチロール等を詰め、水苔を少なくした方が乾きが早くなります。
コルク付けでも良くできますが、夜間湿度が確保出来ない環境の場合は、生育が悪くなります。
素焼き鉢にコルクチップは以外と根ぐされし易く、余りよく出来ません。(私の場合)

 5.水やりについて
どのコンポストの場合でも水やりは、原則として夕方が良いでしょう。
特にコルク付けの場合は、常に夕方にやる事が大事です。
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. ノビリオールの栽培方法について 一部修正 2000.5.21
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 1.日照管理
基本的にワルケリアナと同じですが、アマリエの場合は特に冬場の日照を確保しましょう。 原生地では乾期には灌木が落葉し、ほとんど直射になります。

 2.温度管理
基本的にワルケリアナより高くします。原生地でもワルケリアナより年平均2〜3度高い地域です。
冬場の最低温度を高くした方が(17〜18℃以上)生育が良いようです。

 3.通風管理
ワルケリアナと同じです。

 4.コンポストについて
素焼き鉢に水苔では、2.5〜3号鉢までは特に問題なく生育しますが、それ以上のサイズの場合突然きげんが悪くなるケースがあります。原因はよく分かりません。
コルク付けでは水やりに気を付ければ、良くできます。とうぜん夜間湿度の確保が前提です。
素焼き浅鉢にヘゴチップが、水やりが容易です。

 5.水やりについて
ワルケリアナと同じです。

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ノビリオールの原生地では乾期に雨が降らないとの事で、冬場に水をやらないと株が弱ります。
雨が降らなくても霧や夜露から水分を補給しているのです。


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. Q&A コーナー .
C.walkeriana 2004.6.11 
C.nobilior
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. 栽培情報 .
コンポストの紹介 2001.4.29 
花芽の変化 2000.10.22 
コンポスト比較表 2000.5.9 追記 5.21
ヘゴチップ栽培事例 2000.5.10 追記 5.21
コルク付け栽培事例 1999.12.7
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2004.6.11
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