パフィオペディルムの
腰水を利用した栽培について(NO.2)

4 結果のつづき
(4) その後、「根」の先端が鉢に接触したらどうなるか監視していたところ最近になって「根が止まっている」ことを確認しました。ただし新しい根がすでに出かかっていた。最近、新しい根がプラ・ポットに添って出ており、最初の根で学習したのかなと・・・?
(4) 最近、急に気温が下がり始め、鉢内温度も下がっているのかなと思い計測したところ、すべてが前の表のとおり同温でした。

5 考察 
(1)この栽培法で真夏でも株は十分成長を続けている。プラ鉢と素焼き鉢の間の湿度は常に100%近くを保持しており、株にとっては理想的な状態であると思われる。
(2)この間の水やりは、酷暑時にも1回/週でした。

6 問題点
病気の感染の心配がないのか、気になるところであります。

7 今後の予定
(1) 今後も継続して栽培を続けてみます。来春にはその結果をレポートする予定です。
(2) トレイに入れる水を3通りで試しています。
水の種類は、RO水、活性剤入り水、肥料入り水です。
(是非セラミックスを使ってみてください。田中)

栽培風景で、新しく上記の3種類の水を用いて実験中です。

とても参考になるアイデアですね。是非皆さんも、このようなな栽培を試してみてください。その結果の報告もお待ちしています。(田中)
     

経過報告021120へつづく

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