パフィオペディルムの
腰水を利用した栽培について(NO.3)

8. 経過報告 その1 2002年11月20日 021120

9月下旬 
 鉢の下部に出ていた根が鉢(素焼き鉢)に接触すると根が茶色に変色すると同時に成長が止まっていた。その後次の根が出てきていた。この根も同様に茶色に変色し鉢との接触で成長は、止まっていた。
気になりつつも放置して観察を続けた。

11月中旬
コンポストの盛り上がりを確認したため、根の状態を確認するため分解した。鉢から出た根は容易に外れた。

本株は、前回サロンで紹介したゴデフロイエ(アップル・レッド)です。この株のコンポストが鉢から盛り上がっていた。

 この株は、グロリア・ノーグルで左の2株は、同じサイズで購入
右の株は、トップ苗として購入した。
左の苗は、通常に栽培、しかし9月下旬から腰水もどきで栽培、
株の付け根に新しい根が出てきている。
中の苗が、腰水もどきで7月から栽培している株。
右の苗は、通常に栽培、左と同様に9月から腰水もどきで栽培、
新しい根が動きまわっている

植え替えた株です。
左がトップ苗、中が腰水もどき品、右は通常栽培品
なお、この鉢は、 パフィオペディルム研究会で作製したセラミックスを配合した鉢です。鉢についてはパフィオペディルム研究会のサイトを参照して下さい。
結 論
夏でも快調に成長をしつづけることが判明しました。今後、この冬から来春にかけてどのような状況になるか再びレポートしたいと考えております。

     

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