C. nobilior

. ノビリオールの概要 .
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 C.nobilior
は1883年に発見されました。(チポtipoと呼ばれるマットグロッソタイプ)
 C.nobilior var.amaliae
は1960年代に発見されています。
サンダースリスト上では
 C.nobiliorは C.walkeriana のシノニム(異名同種)として取り扱われています。
 C.nobilior C.walkeriana より一回り大きいサイズで、株高さ10〜25pにNS9〜11pの花を マットグロッソタイプで2輪、アマリエタイプで2〜5輪付けます。原則として二枚葉でまれに一枚葉、三枚葉となります。葉のない小さいバルブに着花するのは C.walkerianaと同じです。花の色は淡桃色から桃色が普通種で、アルバ、セミアルバ、セルレア等の変化があります。花期はマットグロッソタイプで1〜4月、アマリエタイプで4〜7月です。(マットグロッソタイプとアマリエタイプの区別についてはバラエティ編で説明します。)
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. バラエティとフォルマについて .2007.10追記
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従来は色の個体変異もバラエティとして表示していましたが、
本来の表方法に改める方向で推移しています。
それは、「地域変異」を従来通り「バラエティ」とし、
「個体変異」を「フォルマ」とする方法です。

チポ、アルバ、セミアルバ、セルレア等色彩の変異は
個体変異のフォルマ(forma)で表示します。

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一般的にはチポ スワーブ、アマリエ、アルバ、セミアルバ、セルレア等に分けられていますが、この分け方は余り正確では無いと思っています。

 初めにマットグロッソタイプのチポか゛発見され、遅れてアマリエが発見されたため現在の分け方になっています。アマリエタイプにも色の変化があり、ルブラ(濃色の意味)やセミアルバがあります。またスワーブと呼ばれている変種はアマリエと同種と思われます。


1.マットグロッソタイプ (チポ:濃桃色、着花:2輪程度)
  C.nobilior(tipo)'Dom Rafael Wenzel'
  C.nobilior fma.alba 'White Angel'
  C.nobilior fma.semi-alba '---'
  C.nobilior fma.coerulea '---'
  C.nobilior fma.flamea 'Imperial'
  C.nobilior fma.rubra 'Kawasaki'
 

2.アマリエタイプ (チポ:淡桃色〜桃色、着花:2〜5輪)
  C.nobilior var.amaliae 'Perfection'
  C.nobilior var.amaliae fma.alba ' '
  C.nobilior var.amaliae fma.semi-alba 'Wenzel #1'
  C.nobilior var.amaliae fma.coerulea '--- '
  C.nobilior var.amaliae fma.rubra '--- '
 
 
3.ボリビアタイプ (チポ:濃桃色、着花:多輪、詳細不明)

表記方法案
 マットグロッソタイプは C.nobilior の後に色のフォルマを記載する
 アマリエタイプは C.nobilior var.amaliae の後にfma..で色のバラエティを記載する。
 
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. バラエティ別写真集へリンク .
TIPO
AMALIAE

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