ベトナム北部、中国との国境の村
調査報告

1999年1月、JAVECOの調査隊がベトナム北部の中国との国境の村に入り、蘭を含めた花卉類生産の状況調査に行きました。その時の写真の一部を紹介します。(もちろん私が行ったのではありません。)

中国との国境。
山間の村はベトナム人とも、中国人とも異なる独自の文化を持った山間民族によって構成されています。
山間にひっそりとたたずむ集落。
このような山間の村でも、蘭の栽培に熱心な人がいます。ベトナムでは、おもにシンビジウムの仲間が好まれ、多くの民家の軒先で栽培されています。
中には専門的な人もおり、特殊な栽培施設を作って栽培しています。特に珍しい品種は見あたりませんが、丹念に丁寧に栽培され、精神的な生活のゆとりを感じさせます。
また一方で、山から採集してきた蘭の仲間をハノイやホーチミン等の大都会に住む蘭の愛好家に販売する業者も僅かではありますがいるようです。彼等は、特に専門的な知識を持っておりませんが、不思議に多種多様の蘭を数多く取りそろえています。パフィオがほとんどないのには驚きますが・・・。

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