パフィオペディルムの新品種（その13）

No.17

Paph. bougainvillianum var. saskianum
　　　(ブーゲンビリアーナム　
　　　　　　　　　　v.　サスキアナム）

Paph. bougainvillianum var. saskianum

ソロモン島から発見されたブーゲンビリアーナムの未記載の変種(サスキアナム)とされています。1999年3月に開催されたドイツの国際会議に展示されたそうです。

この品種についての公式の報告が1999年の年末に発行されたディ・オーキッデイー(Die Orchidee,50(5): 533 ) にオラフ・グルース氏によりなされましたので、以下に紹介します

Paph. bougainvilleanum var. saskianum GRUSS et ROETH

この個体はドイツで、ブーゲンビリアーナム（Paph. bougainvilleanum ）として10年以上も栽培されてきたものだそうです。この種はソロモン島から採集された株の中から見いだされたもので、株のサイズも花のサイズも普通のブーゲンビリアーナムより少し大きいように見えます。葉は斑入りで、長さが26.5cm、幅は6.6cmあり、緑から少し灰色がかった緑色をしています。花茎は高さが26.5cmあり、紫を帯びた褐色をして微毛をもっています。花は NS9.5cm x 7.3 cmくらいで、先に述べたようにブーゲンビリアーナムに酷似していますが、大きさは約1.5倍くらい大きいと思われます。

These plants were in culture in Germany more then 10 years labeled as Paph. bougainvilleanum. When the authors get more informations from Malaita, they decided to describe this new variety.

There is nothing more known about the habitat on Malaita.
This variety from the Salomon - Island Malaita is different from the typical form by the bigger plant and flower, the colour of the leaves and flower.
The leaves are 26.5 cm long and 6.6 cm wide, green-greygreen tesselated
Inflorescence +/- 28 cm long, erect, violett-brown, hairy
Pedicel and Ovarium 5 cm long, green, with brown stripes, hairy
Flower 9.5 cm long and 7.3 cm wide in all flowersegments very similar to Paph. bougainvilleanum, but always bigger (1,5 time)

Paph. bougainvilleanum

Paph. bougainvilleanum var. saskianum

Paph. bougainvilleanum var. saskianum のスタミノード

サスキアナムの側面から

サスキアナムの背後から

新発見されたパフィオ、ハンギアナムの続き

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