NO.16 フランツ・グランツ ( ドイツ )

フランツ・グランツという名前はとてもよく知られています。パフィオのフランツ・グランツ(エマーソニーとアルメニカムとの原種交配の)名前です。彼は、パフィオペディルムとフラグミペディウムのコレクターとしてばかりでなく、交配者としても広く知られています。この度、自分の交配した品種から自ら選別した個体の一部を紹介しましょう。皆さんも、私と一緒に楽しんで下さい。また、グランツさんはウォスナー・オーキッドというラン園を経営し、そのホームページがありますので、そちらも覗いてみて下しさい。

2000年、1月31日。ドイツの友人、オアラフさんから雪深い村に静まるフランツ・グランツさんの温室の情景が送られてきましたので、紹介いたします。オラフさん、ありがとうございます。

彼の温室はオラフさんの住む同じ谷にある近くの村にあります。この谷はとても寒く、雪も多く降り積もります。寒い夜にはマイナス20度くらいのもなります。

いまでは、既にヘレナエ(Paph.helenae)を人工的の増殖されたものが見られるようになりました。花も既に咲いています。


Paph. Franz Glanz
( emersonii x armeniacum )

Paph. Cam's Cloud
( emersonii x bellatulum )

malipoense x ?

Paph. Maria Glanz
( micranthum x callosum )

Paph. Wosner Liemipar
( liemianum x parishii )

Paph. Wosner Leguan
( sukhakulii x tigrinum )

Phrag. Don Wimber
( Eric Young x besseae )

Phrag. Franz Granz
( richteri x besseae )

Phrag. Olaf Gruss
( besseae x pearcei )

Paph. Wosner Godesang

( godefroyae X sangii )

珍しい交配ですね。サンギーを用いた交配の花はこれが初めてでしょうか?

NO.17へ続く

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