タイのパフィオペディルム(その2)

(2) タイのパフィオペディルム生産業者

先にも述べましたように、タイでは趣味家と生産業者が力を合わせ、優良な原種を用いて精力的にパフィオの苗が生産されています。これらの苗は、正式な手続きを経ることにより、合法的に輸入することができます。

生産業者のパフィオ栽培場。パフィオの種類に応じて、色々な環境を工夫して作っています。 栽培城は竹や木の皮のようなもので遮光され、さらに遮光が必要な場合には、温室(?)の内側に、布により遮光を高めています。 

すくすくと育つ苗。やはり原産地なのですね。病気もほとんどなく、苗は元気に育っています。

生産業者では交配新種も大量に生産され、パフィオは幅広い用途に利用されるようになった。 切り花として利用されるカロッサムタイプのパフィオペディルム。

ウイスキーのボトルの中にはパフィオの苗がぎっしり。 こんなに元気に育っています。でも、日本で生産される苗に比べると、ちょっと小さいかな。

一株づつ植えられた苗が、順調の育っています。苗出したあと、早いものでは1~2年で花が咲くそうです。 カロッサムのような普通種も生産されています。いくら普通種とはいえ、輸出入は禁止されているわけですから、合法的に輸出が可能なのは人工的に生産された苗だけです。

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