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ここでは、栽培や商品などを含めたさまざまな分野のニュースを提供するページです。肥料や活性剤の宣伝でもかまいません。何か役に立ちそうな情報をお持ちの方はご一報下さい。 |
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日本語ー英語二次元対訳版 040817 |
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第2巻 野生ランの賛歌 (写真のクオリティーが上がり、ページ数も増えました) 出版予定 2004年 9月 末 |
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「ミヤンマーの野生ランー地上最後の楽園」第2巻「野生ランの賛歌」を9月10日に出版いたします。自信をもって、読者各位にお届けします。日本配本は9月下旬になります。 これらの映像は、数年後には姿を消すかもしれません。「ミヤンマーの野生ランー地上最後の楽園」シリーズを永久保存版として頂きたいと思います。今回は、第2巻の出版をを記念して、10月よりシンガポール植物園で常設写真展をはじめ、 2005年2月は沖縄海洋博覧会記念公園等で「ミヤンマーの野生ラン特集」で講演会や展示会が行われます。ミヤンマーのシャン州独特の、野生ランの生育状況は、幅8m、高さ2.2mの実物大パネルにして展示する予定です。ロンドンのキューガーデンでも大展示会が予定されています。また、「ミヤンマーの野生ランー地上最後の楽園」シリーズは、英語対訳が好評で、アメリカのワシントン大学プレスを通じて、全米で配給されます。 今回の出版物の収益は、少数民族の学校や病院の設立に利用させて頂きます。すでに基金では10校の設立協力を進めています。このたび、日本大学生物資源学部より、基金の活動に対して、ニコン研究用顕微鏡、双眼実体顕微鏡および付属照明装置など20セットが寄贈されました。これらの貴重な器材はより多くの活動に利用されます。 バンコク、農業開発教育基金 農学・理学博士 田中良高 |
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販売価格は4500円(税別) 予約販売で、日本パフィオペディルム研究会(JPA)で受付けます。
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オリジナル大型写真パネル特別配布 購入希望は、本と同様、JPAで受け付けます。 |
日本語ー英語二次元対訳版 040102 |
ハードカバー、総カラー(26.5cmx25cm)106ページの写真集。今回出版されるのは、全6巻の第1巻で、ハイライトシリーズ。 掲載されているランの種類はおよそ50種類で、写真数は約150点。 どの写真においても、著者のランに対する熱い思いが伝わってくるようです。 |
著者 田中良高 農学博士 農業開発教育基金・専務理事 田中良高博士はタイのバンコク在住で、世界銀行やFAOの種子課長やルーベン大学の客員教授をしておられます。ミヤンマーの少数民族の生活改善を手がけられて毎月ミヤンマーに通い詰めることになり、ミヤンマーにほれ込んでしまったそうです。 |
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内容の紹介 (特にパフィオについては特集でも紹介しています) |
田中博士の言葉によれば、 今回の出版は、タイでは壊滅した野生ランの自然の姿を次世代に残す責任感と、少数民族の生活改善のための基礎教育を充実させる私のライフワークの一環です。写真を撮らせていただいた部落には教育で貢献、還元することをモットーとしております。また、焼畑のために消えていくランの楽園を守るために、肥料の少なくて済む新品種導入や堆肥作りを、ベトナムから導入し奨励しております。軍事政権や地方農業局からも農業振興事業の一環として、ベトナムで私どもが改良しました果樹などの技術移転を快く受け入れています。 本は全7巻の予定で編集しています。第2巻は5月に出版予定でございます。次回はもっとすごい写真集です。 日本語と英語で書いておりますので、世界中で愛読して頂けると信じております。私の自信作でもあります。 |
この本には、パフィオペディルム属の他に、バンダ属、デンドロビウム属など、その他の属についても驚くような自生の写真が豊富に掲載されている。昔の、良き時代にタイムスリップした感がする。このような自然を、何とか保持していただきたい。本当に、心からそう思う。そしていつか、この夢の世界を訪れてみたい・・・。皆さんもそう思いませんか? |
本の中からほんの一部、パフィオペディルムの写真を紹介しましょう。 |
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A4版のスキャナーしかありませんので下1/4が切れ、全体をご覧に入れることができません。申し訳ございません。サイズは(26.5cmx25cm)のハードカバーです。 |
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パフイオペデイラム属 (文章抜粋) 特異な花の姿、稀少性など多くのコレクターを魅了するPaphiopedilum(パフイオペデイラム)。東南アジアでは乱獲が進み、自然に生育する姿を見ることは非常に難しい。 ミャンマーには9種顛のPaphiopedilumが確認されている。しかし、北はヒマラヤ山系につながる6000m級の高山帯、インド、中国、ラオス、タイの国境地帯、南はマレーシア国境に近いアンダマン海の海岸線など多くの野生ラン生育適地がある。それらの地帯は調査がなされていないために、多くの種顛の発見が期待される。近隣諸国では絶滅に瀕している種類も多く、適切な保養と増殖が緊急課題である。 今回の調査ではPaphiopedilum bellatulumの数万株におよぶ大群生を発見した。低雑木の陰に隙間なく、絨毯のように群生する姿は、まるで人間に発見されないよう隠れて生育しているようである。しかし、近辺まで少数民族の焼畑による開墾や家屋建設が進んでおり、絶滅も時間の問題で、これらの映像記録をとどめることも最後になると思われる。 我々に開発を止めることはできない。最大限できることは、これらの一部を採集し、植物園で保存、増殖することが我々に残された唯一の選択でしかない |
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