Home > Standard Type > Blc. Nacouchee 'Fantasia'
Blc. Nacouchee 'Fantasia'
Blc. Nacouchee = Blc. Headon x C. Estelle
(1952) Registered by Armacost's
〔原種構成比〕 [交配系統図表示]
C. trianaei |
12.5% |
C. dowiana |
6.25% |
B. digbyana |
18.75% |
C. gaskelliana |
6.25% |
L. purpurata |
3.13% |
C. warneri |
6.25% |
C. mossiae |
40.63% |
C. warscewiczii |
6.25% |
〔特 徴〕
うすいパステルピンクのおしゃれな花を咲かせます。原種B.
digbyanaの血を引いてリップには美しい切れこみが目立ちます。冬の開花で1バルブに2つの花をつけます。株の姿は黄緑色でこじんまり、ちょっと太めにまとまります。強健で栽培は容易です。カイガラムシに気に入られやすいので気をつけて下さい。カイガラムシは歯ブラシでこすり落とした後、オルトラン乳剤の1000倍液をたっぷりと噴霧してやると当分の間、姿を見せなくなります。このナコーチ、残念ながら今私の手元にはありません。この写真は'96年の冬に思いでに残したものなんです。この株は、会社でお世話になったパートタイマーの方へお譲りしました。ナコーチさん元気でやってますか?
〔入手先〕
1994年にサカタのタネの通信販売にて一作後開花株を購入。
〔育て方〕
- 植え込み : 私は5〜7号素焼き鉢にヤシガラで植えこみました。株が強いので洋蘭用のコンポストで、それに見合った水管理を行えば何にでも適応してくれると思います。
- 置き場所 : 4月下旬〜11月中旬までは直射日光を避けられる庭木の枝などに針金などでぶら下げます。いくら強健とは言え、直射日光だけは苦手なので6月から9月の直射による強光線は何らかの工夫をしてとにかく遮ってあげましょう。葉焼しない程度の強光線が理想的なのだとは思いますが、遮光ネットなど本格的な設備を用意できない方は、むしろ日陰の方が安全です。冬の間は室内に取り込みますが出来るだけ明るい環境におきましょう。5℃程度まで耐寒性がありますので、関東地方なら窓辺に置きっぱなしでも枯れてしまうようなことはありません。
- 水と肥料 : 6月から10月までは毎日たっぷり水をあげましょう。朝よりも夕方気温が下がってからあげたほうが良いようです。室内に取り込んでいる間は、ミズゴケの表面がカラカラに乾いたら潅水してください。肥料は5月〜7月上旬まで。1000倍に薄めたハイポネックスを1週間に1回、水やり代わりに与えます。それ以外は全く必要ありません。
|
栽培履歴
1994年秋 |
一作開花株を通信販売にて購入 |
1995年冬 |
最初の花を咲かせる |
1997年春 |
単身赴任につき、お世話になったパートさん宅へ嫁ぎました |
Abiko Orchid Room
Home > Standard Type > Blc. Nacouchee 'Fantasia'