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Blc. Greenwich 'Elmherst'
Blc. Greenwich = Lc. Ann Follis x Blc. Lester
McDonald (1968) Registered by Rod McLellan
Co.
〔交配親〕
Lc. Ann Follis X Blc. Lester Mcdonald [交配系統図表示]
〔作出に使われた原種〕
L. xanthina |
1.17% |
C. granulosa |
37.5% |
C. mossiae |
11.72% |
C. warscewiczii |
4.69% |
L. purpurata |
11.72% |
C. dowiana |
8.2% |
B. digbyana |
25% |
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〔特 徴〕
左の写真はストロボが強く当たりすぎて色が飛んでしまっていますが、本種はグリーン系カトレアの一種で、薄いグリーンの花を夏に咲かせます。花弁の幅は細めですが、リップの紅色が美しく、花は目立ちます。カトレアにはムッとするくらいキツイ香りを放つ種があるのですが、グリーンウィッチの香りはうっすらと爽やかです。葉の緑は濃く光沢があって、葉焼けさせぬよう上手に育てると綺麗です。新芽を伸ばす時、何故か新葉が横に倒れるくせがありますので、なるべく早くから支柱を立てて新しく展開する葉を真直ぐに誘引してあげた方がよいと思います。グリーンウィッチには’エルムハースト’の他に’キラニー’が有名で、これは育てたことはありませんが、写真で見るかぎり’エルムハースト’よりややペタルが広めでリップの紅色が広く着くようです。
〔入手先〕
1992年にサカタのタネの通信販売にて一作後開花株を購入。
〔育て方〕
- 植え込み : 私は5号素焼き鉢にミズゴケを使用します。
- 置き場所 : 4月下旬〜11月中旬までは直射日光を避けられる庭木の枝などに針金などでぶら下げます。株は強健ですが、光沢をもつ葉をきれいに保つためには直射日光は禁物です。6月から9月の直射による強光線は何らかの工夫をしてとにかく遮ってあげましょう。それでも4月に伸びた新バルブに夏に花が着くのでつぼみが見え出したら葉焼しない程度に適度に日光浴をさせてあげてください。本種はシースを着けませんのでつぼみの確認は簡単です。冬の間は室内に取り込みますが出来るだけ明るい環境におきましょう。
- 水と肥料 : 6月から10月までは毎日たっぷり水をあげましょう。朝よりも夕方気温が下がってからあげたほうが良いようです。室内に取り込んでいる間は、ミズゴケの表面がカラカラに乾いたら潅水してください。肥料は5月〜7月上旬まで。1000倍に薄めたハイポネックスを1週間に1回、水やり代わりに与えます。それ以外は全く必要ありません。
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〔栽培履歴〕
1992年秋 |
通信販売にて一作開花株を購入 |
1994年夏 |
初めて開花 |
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中 略 (毎年開花。何回か株分けしています) |
1998年夏 |
1鉢しか持っていない開花株を実家にプレゼントして、現在は手元にありません。 |
Abiko Orchid Room
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