Slc. Vermilion Cherub 'Tabi'
Slc. Vermilion Cherub = Soph. coccinea x Slc. Anzac (1966) Registered by Rod McLellan
Co.
写真提供 : 翠香さん [埼玉] 2004年4月25日
URL : http://www4.ocn.ne.jp/~sui/
E-mail :rs149-2@muse.ocn.ne.jp
[作者のコメント]
Slc.Vermilion Cherub ’Tabi'
をお送りします。
毎年好く咲き、花色がいいのと、
芽吹きがよく、はなつきがよいと言うのも魅力の1つかと思います。
’Tabi’と言うのは、知人が選抜個体から命名したそうで、
これは、世界に1つだけの花
(あれ・・・これは何かのフレーズですね・・・笑)
ですと言って、譲っていただいたのを覚えています。
朱色の天使 良いですねぇ〜
お知り合いの方が自ら交配なされたものでしょうか?
Slc.Anzac 譲りのひらひらとしたペタルが
飛び立とうと広げた天使の翼のようですよ。
翠香さんはこの花の魅力をいくつかあげて下さいました。
この花の魅力に一言加えて、僕は翠香さんのコメントから推察される
お知り合いの方の長年の丹誠に敬意を表したいと思います。
From Ron
SMAPの 『世界に一つだけの花』 を聴きながら
僕はこんなことを考えます。
オリジナルだとか クローンだとか
原種だとか 交配種だとか
山採りだとか シブリングだとか
自然交雑だとか 人為交配だとか
滑稽なのは ホンモノだとか ニセモノだとか
P系だとか ×系だとか ・・・
どうして僕らはそんな無意味なことに線を引いてまでして他人と比べ、
頭ひとつでも上に出ようと争うのだろう・・・
少し皮肉な言い方かもしれないけれど、
国民総中流階級と言われるようになって久しくして、
持てる者と持たざる者の歴然たる格差が縮まった結果なのだと思います。
本来、多くの趣味家にとって、そんなものはとるに足らないことであるはずなのに、
『○○さんもそう言っていることだし・・』 何となく左様に倣うと玄人っぽい。
ただ、そういうことなのだろうと思います。
僕らは恒久的に自然から資源を採ってゆけるわけではありません。
これまでに先人達が集めた豊かな資源に満足し、これを大切に保存してゆかないと。
時流に乗って盲目的に画一化していってはいけないよ。
僕ら一人一人が Only One を目指すことこそ
いろいろな意味で大切なのだと思います。