写真提供 ： uchiyama さん [神奈川] ２００３年１０月１６日
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[作者のコメント]
9月の須和田農園のオフ会の際に購入した、
C. Undine 'Buena Suerte' HCC/AOSが咲きました。
初花なのと、この時期に屋外で咲かせたためか、
花が随分暴れています。
古い交配ですが、初めて交配された当時は、
この色ではなかったろうと思います。
今は、親の組み合わせによっては、
セルレアのスプラッシュも咲いているようです。
花や株の大きさも、親の組み合わせで、変化があるようです。
この個体は、NS 9cm程度、草丈は30cmくらいですが、
両親ともに、小さいものから大きいものまでありますので、
もっと大きなものもあります。
水の精 アンディーン
地球は水の惑星とも呼ばれます。
地表面の約７割は海で覆われ、その量たるや無尽蔵のごとくです。
しかし、そのうち私たちの命を支える淡水はほんの一握り。
大量に消費される工業用水、
人口爆発や都市化にともなう生活用水の増加と汚染。
淡水の枯渇は避けようのない運命なのかもしれません。
１９０６年に登録されたアンディーンはどんな花だったのだろう？
変わることなく美しく咲いた水の精を前にして、この幸せを感じます。
何かを変えなければ・・・・
今僕らは岐路に立たされているのかもしれません。
‘ブエナ スウェルテ’ はスペイン語で
‘幸運あれ’ という意味になるそうです。
どうか、水の精が変わることなく美しく咲く一世紀先の未来がありますように。
Ｆｒｏｍ Ｒｏｎ
C. Undine の原種構成比 [交配系統図表示]
| C. intermedia | 50% |
| C. mossiae | 50% |