第14回パフィオペディルム鑑賞会

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8月29日第14回パフィオ鑑賞会が開催されました。台風16号の影響で雨降りとなりました。しかし今日の鑑賞会はいつもより参加者が多く盛り上がりをみせていました。特にロスの達人である古山さんや斉藤さんの植替え実演には皆さん感心し熱心に眺めていました。こうした実演を見ることのできる集まりは貴重ですね。次回も行う予定です。(by T.Kamei)

雨の科学技術館 鑑賞会では初めて

今回は第1会議室

受付の様子

展示の様子


それぞれに展示花は気になります。

余剰株は大人気 あっと言う間に販売終了

余剰株を担当した奈良さんと戸塚園芸の販売株

会が始まった頃の様子


今回のメインはロスの植え替え。 Dr.、高橋さんが植え替えようにそれぞれ持参

栽培に関する話から病気などへの話題に進展 病気は悩みの種





自然食品などを利用して殺虫剤を作ることもできそうです。いろいろなアイディアが出されていました。その効果もいろいろと試してみたいところです。

午後の様子 参加者も増えてます

植え替えの実演 まずDr.のphilippinenseから

ロスでおなじみの古山さん
ご覧の通り根詰まり状態。思わずシンビの根と間違えるほど。古くなったコンポストは全部落とします。

割れそうなところを確認して半分にします。カイガラムシが潜んでいる場合はこの機会に消毒します。

すでに枯れている根は取り除き、水洗いをします。

古山さんオリジナルのミックスコンポスト、その比率は
・バーク 5
・日向石 2
・軽石 1
・焼赤玉 0.5
・竹炭 0.5

植え込み時に使う根を切るための「はさみ」とコンポストを詰めるために改造した「ナイフ」

手づかみでコンポストを丁寧に入れます。最後に先ほどのフォークですき間がなくなるようにコンポストをなじませます。

こちらはもう一株の方。同様な手順で植え込みます。

たたいたり改造ナイフですき間をうめます。

皆さんそれぞれに納得?



植え込み完了です。古山さんはこの後は他の株と同じように普通に水やりをして管理します。

こちらは斉藤先生。ロスの植え替えです。根の状態は良好


こちらは斉藤先生のミックスコンポストです。内容は古山さんとほとんど同じです。違いは竹炭ではなくオーキッドベースを混ぜているところです。


新しいプラ鉢に上記のコンポストを入れます。まんべんに入れるのは皆同じです。あっという間に完了です。

こちらは斉藤先生の「連結ポット」を利用したフラスコ出し。そのまま成長して開花サイズに育っています。これを用いると場所が節約できそうです。それにしても皆さんこの方法には驚いていました。


公開審査

入賞花の計測

審査株の講評 特にFCCは賞賛

オークション 毎回のことですが数は少なめ

スナップ

小林良一さん提供のショウガ(左)と注目を集めた一品(右)

便利そうなトレイ(古山さん)とDr.の展示花の解説


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