写真提供 ： ハムうさ さん [神奈川] ２００３年１月２６日
E-mail : yagi@kdt-kousha.or.jp
[作者のコメント]
スノー・フレークは古典的で中輪花を一年前の葉の落ちたバルブ
のみに花をつける習性を持っています。１３℃以下の低温と乾燥に
１ヶ月当てるだけで花芽をつけるとても栽培容易なデンドロです。
また、寒さに強く、小ちゃんの実家の横浜では、ベランダの軒下栽培
で毎年株いっぱいに着けるほど強健容易な洋蘭です。
しかし、最近は花の大き豪華な４倍体品種や、花付き極めてめて
良い３倍体系品種（今年伸びたバルブにも着花する）に押され、
スノーフレークは市場ではほぼ絶滅状態なのだそうです。
しかし、育ててみれば前年バルブに規則的に花が着き。セッコクの
血を引く（Ｒｏｎさんほんとですか）ので小柄で場所も取らず、おまけに
良い香りのする安価なデンドロをもっと見直しても良いのではないかと思います。
Ronさん スキーに行って スノーフレーク
たくさん浴びてきましたよぉ〜 (^.^)
確かにセッコク(Den. moniliforme) の血を引いています。
市場では絶滅状態なんですか？ 数倍体がライバルじゃぁ、
いろいろな点で勝負にならないのでしょうね。
なるほど市場では見向きもされなくなった品種かもしれません。
けれどその交配系統を調べると新鮮ささえ感じます。
スノーフレークの片親 Den.Cassiope の登録は1890年。
ノビレとセッコクの交配は、実に１００年以上も
昔に行なわれていたなんて・・・
スノーフレーク Ronさんのも今ちょうど開花中 (^.^)
ノビル系交配デンドロの美しさ、
僕も、また見なおしはじめたところです。
Ｆｒｏｍ Ｒｏｎ