ST-61の開花例

C.walkeriana coerulea 'Yamamoto' (仮称)

2008年元旦に嬉しい画像が届きました。
(ST-61)の初花です。両親はチポ(ラベンダー色)ですが、セルレア(淡青色)が咲きました。
初花で、NS:9.9x9.0cmとビッグサイズです・・ (^ .^)b

C.walkeriana tipo 'Satox Super' AM/ACWJ x tipo 'Cinquentenario'

「サトックス・スーパー」(NS:11cm)は、セルレアxセミアルバです。(ST-03)
「シンクエンテナリオ」(NS:12cm)は、セルレアxセルレアです。
親の4個体の内3個体がセルレアなので、セルレアの大輪整形花も期待しての交配ですが、
最初の開花報告がセルレアとは正直驚きました・・ (^o^)v


両親とも4倍体と思われるような株姿と花の大きさなので、
チポの大輪整形花が多く咲くと思います。
セルレアが咲く確率は分かりませんが、バルブの色素を見る限りでは
1/10〜1/20くらいでセルレアっぽい株があります。
と言っても必ずセルレアになるとも思われません。
.
←開花直後の画像です。


開花1週間後の画像です。→
両親の画像です。

←母株
C.walkeriana tipo 'Satox Super'
AM/ACWJ

花粉→
C.walkeriana tipo 'Cinquentenario'

右上は開花1週間後の画像です。

蘭展会場はとても乾燥していて、販売用に持ち込んだ開花したての花は
どれもペタルやセパルが反ってしまいました。
このセルレアも花がどう変化するのかちょっと心配して見守っていたのですが、
フラットさは変わらずに維持し続けました。
花色もメールで受け取った時点より濃くなりました。

初花なので、株が出来ると花が二回り大きくなります。
将来が楽しみな「超大型新人」です・・ (^ .^)b

兄弟株でこれを超える花が咲く可能性もあります。
チポになっても優れた個体になると思います。
期待して育ててください。
.
2008.1.31