2004. 8.17
著者 田中良高
農学博士 農業開発教育基金・専務理事
専門 植物育種、熱帯農業開発
共同購入のご案内
「ミヤンマーの野生ランー地上最後の楽園」第2巻「野生ランの賛歌」(写真のクオリティーが上がり、ページ数も増えました)を9月10日に出版いたします。自信をもって、読者各位にお届けします。日本配本は9月下旬になります。 |
(概要) 1. ハードカバー、総カラー(26.5cmx25cm)110ページの野生ランの自生状態を記録した豪華写真集です。 2. 掲載されるランの種類は合計60種類で、写真総数は130点。内、2ページ続き(50cmx26.5cm)は8点(16ページ)の大画面が迫ります。 3. 第2巻は着生ランと地生ランの2章よりなり、ミヤンマーのシャン州独特の、野生ランの生育状況を360度のパノラマで、4ページにわたって紹介しています。 4. 圧巻はパフイオ・ベラツラムならびにチャールスウオーシーの白花が、石灰岩の岸壁に花をつけている自然状態の姿は非常に稀な記録映像です。 5. デンドロビュームやシンビジュームで全山が覆われた村は、かって、外国人の眼に触れたことのない野生ランの桃源郷です。 6. 第1巻のパフイオ・ベラツラムは第2巻では直径12cmの花を25輪咲かせました。50cmの大画面でお目にかけます。 7. 熱帯の湿原に雪が降ったような、サギ草の群生、絵具箱をひっくり返したような色彩のスパソグロティス、アルンディナ、サギ草。などなど。A4画像(26.5cmx25cm)で迫ります。 これらの映像は、数年後には姿を消すかもしれません。「ミヤンマーの野生ランー地上最後の楽園」シリーズを永久保存版として頂きたいと思います。今回は、第2巻の出版をを記念して、10月よりシンガポール植物園で常設写真展をはじめ、 2005年2月は沖縄海洋博覧会記念公園等で「ミヤンマーの野生ラン特集」で講演会や展示会が行われます。ミヤンマーのシャン州独特の、野生ランの生育状況は、幅8m、高さ2.2mの実物大パネルにして展示する予定です。ロンドンのキューガーデンでも大展示会が予定されています。また、「ミヤンマーの野生ランー地上最後の楽園」シリーズは、英語対訳が好評で、アメリカのワシントン大学プレスを通じて、全米で配給されます。 |
ご希望の方は、冊数、代金の支払方法、本の受取方法(郵送の場合は住所等)等を明記して JPA会員 大澤 久子さんまで期限厳守で申し込んでください。 |
今回の出版物の収益は、少数民族の学校や病院の設立に利用させて頂きます。すでに基金では10校の設立協力を進めています。このたび、日本大学生物資源学部より、基金の活動に対して、ニコン研究用顕微鏡、双眼実体顕微鏡および付属照明装置など20セットが寄贈されました。これらの貴重な器材はより多くの活動に利用されます。 |
◎オリジナル大型写真パネル特別配布◎ 購入希望は、本と同様、JPA会員 大澤 久子さんまでお申し込みください。 |