2003.12. 3
話題の植え込み材料 オーキッドベース
話題のコンポスト「オーキッドベース」について製造元のアサヒエコロジー(株)の資料を元にして、その紹介とそれを用いた試験結果を案内いたします。 |
連絡先 アサヒエコロジー株式会社
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■「オーキッド・ベース」の特長 ★弱アルカリ性 ★植物に必要なミネラルが豊富(リン・カルシウム・マグネシウム等) ★真密度 1.96 水に沈みます。 ★使用後は燃えるゴミとして廃棄可能。土壌改良材にもなります。 ★水やりの際、余分な水は容易に流出し、適度の湿度の保持が可能 ■「オーキッド・ベース」の効果 ★洋らん・東洋蘭 :根腐れ防止 ★盆栽 :発根促進、樹勢の回復 ★山野草(草玉):苔の緑色向上 ★葉の厚さ・根張りの向上 |
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オーキッド・ベースとは大麦穀皮を乾燥、圧縮成形し、700℃以上の高温で焼成した炭化物です。保水性と通気性を両立させますので、らん等の植物用の培地として最適です。天然素材100%を原料としており、添加物は一切用いて おりませんので、ご安心してご使用頂けます。(特許出願中) |
◎浸漬させた水のpH◎ |
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特徴 ●真密度 1.96(備長炭と同等)水に沈みます。 ●水をアルカリ性に変えません。 |
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特徴 ●独自開発した「熱風循環式炭化法」(特許出願中)でムラのない白炭化を実現しました。 ● 木炭硬度20以上(備長炭と同等)大変硬いです。 ●精煉度0 揮発分は5%以下(備長炭と同等)炭化水素類をほとんど含まず、燃やしても煙やにおいは出ません。 電気を通します。 ● 大麦由来の豊富な種類のミネラルを高い比率で含有しております。重金属類の有害物は一切含みません。 「オーキッド・ベース」の100g あたりの成分は、 リン 約2g、窒素 約4g、カルシウム 約900mg、マグネシウム 約700mg |
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◎生産設備◎ |
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(アサヒビール研究開発センター内) |
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オーキッド・ベース お試しセット | 3 L | ¥1,500 |
オーキッド・ベース (小) 3 ~ 5 mm | 4 L | ¥2.000 |
オーキッド・ベース (中) 5 ~10 mm | 4 L | ¥2.000 |
オーキッド・ベース (大)10~15 mm | 4 L | ¥2.000 |
オーキッド・ベース (小) | 18 L | ¥8.000 |
オーキッド・ベース (中) | 18 L | ¥8.000 |
オーキッド・ベース (大) | 18 L | ¥8.000 |
※ 価格は送料、消費税別です。 JPA会員(含、ネット会員)につきましては別途ご案内いたします。 |
開発にあたり、オーキッド・ベースを単用あるいは混用して培養土を調製し、胡蝶蘭・東洋蘭・盆栽・山野草などの栽培テストを実施致しました。その結果、発根促進、根腐れ防止、樹勢の回復に非常に効果的であることが確認できました。 |
品種:ファレノプシス 試験期間:2002/2/18〜4/1 鉢:3.5号 温度:20℃ 湿度:40〜60% 水遣り方法:1日1回 植え込み材が充分に水を含むまで過剰に給水 |
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4週間で葉が全部落ちた。 |
オーキッド ベース 単用 |
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葉のつやが良い。 |
オーキッド ベース + ロックウール (粒状綿) |
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本製品単独による植込み方法 ■ 洋らんでのご使用方法 本製品のみでも、洋らんを育てる事ができます。鉢の底に少し入れ,根を包む様に植込んで下さい。 ※通気性が良いためプラ鉢をお使い下さい。 本製品と他のコンポストとの混合による植込み方法 本製品と水苔やロックウール細粒綿と混合して植込んで頂くと、単独使用に比べ、保水性を高めに調整する事が出来ます。 ■ 東洋蘭でのご使用方法 本製品と他の用土との混合による植込み方法 本製品と軽石などの用土を1:4 の割合で混合して植込んで下さい。 ■ 盆栽でのご使用方法 本製品と他の用土との併用による植込み方法 本製品と赤玉土などの用土を1:3 の割合で混合して植込んで下さい。 ■ 山野草でのご使用方法 本製品と他の用土との併用による植込み方法 本製品と赤玉土などの用土を1:5 の割合で混合して植込んで下さい。 ※草玉などにもご使用できます。 ※上記成分量は一分析例であり、原料により変化致します。 |
◎植え込み材中の水分量変化 それぞれの植え込み材料を3.5号鉢(プラ鉢は4号)に入れ、一晩灌水して十分に水を含ませた後、日毎の重量の変化を測ることにより、植え込み材料に含まれる水分量を測定した。 |
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結論(田中記入);・RW+MC(2:1)では、ミズコケと同じ保水力を示した。・プラ鉢にMC単用すると、最初の水分量はさほど多くはないが、その保水力は長時間維持される。・ミズコケの上にのせるような状態で使用すると、ミズコケの乾燥を早める(遠赤外線の効果か?) |
◎植え込み材中の水分量変化 それぞれの植え込み材料を4号プラ鉢(素焼鉢は3.5号)に入れ、一晩灌水して十分に水を含ませた後、日毎の重量の変化を測ることにより、植え込み材料に含まれる水分量を測定した。 |
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結論(田中記入);・プラ鉢を使用するとミズコケは極めて高い保水力を示すことが解った。・RW+MC小(2:1)は比較的ミズコケに近い保水力を示したが、中サイズやRW+MC小(1:1)では、ミズコケに比べ乾燥は早かった。 |
◎植え込み材中の水分量変化 毎日給水し、その前後で植え込み剤に含まれる水の量を測定した。 |
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結論(田中記入);・RW+MC(2:1)では、ミズコケとほとんど同じ保水の状況を示した。・プラ鉢にMC単用すると、MCに保水される量はほとんど変わらない。水は蒸発しにくい。 |
●オーキッドベースに関する紹介サイト●
・アサヒエコロジー
・アサヒビール潟Iーキッド・ベース
・新日本空調劾EWS
・蘭 らん ランの部屋U・フラスコ実験室(JPA会員の小西さん)
・日本パフィオペディルム研究会〜「パフィオの資材」オーキッドベース(購入)