筑波実験植物園ラン展のご案内 国立科学博物館・筑波実験植物園 遊川知久 ことしの筑波実験植物園ラン展では、「Wild Orchids Across Tokyo ?東京に残る野生ラン?」と題して中山博史さんの写真を展示します。世界でいちばん大きい都市・東京の変貌する自然とそこで生き抜くランが切り結ぶ、さまざまなシーンをご覧いただきます。また「よみがえる武蔵野のラン ?ラン・ネットワークの保全活動?」のコーナーでは、武蔵野市の公園でわずかに残った野生のランを調べ・守り・殖やす活動の成果を紹介します。 筑波実験植物園は、世界有数のラン科系統保存施設です。この「つくばコレクション」から、開花中の貴重な野生種を公開いたします。さらに、つくば洋蘭会と水戸市植物公園蘭科協会の方々が丹精込めて育てた最新の園芸品種、そして失われつつある貴重な古典品種も数多く展示します。大温室のエキゾティックな雰囲気の中でお楽しみください。 以下、必要な情報を取捨選択お願いいたします。 [日時等] 期間 10月29日(日)〜11月5日(日) (会期中は休園しません) 場所 国立科学博物館・筑波実験植物園 〒305-0005 茨城県つくば市天久保4丁目1-1 電話: 029-851-5159 ホームページ:http://www.tbg.kahaku.go.jp/ 開園時間 9:00〜16:30(入園は16:00まで) 入園料 一般、大学生 300円 児童、生 徒 無料 [交通] 詳しくは筑波実験植物園ホームページをご覧ください。 [関連企画のご案内] ・セミナー「ランの多様性をきわめる」 10月15日(日) 13:30?15:30 講師:遊川知久(筑波実験植物園) 25,000もの種があるラン科。なぜ、そしてどのように多様化を起こしたのか、最新のデータを織りまぜつつ紹介します。電話でお申込みください。 ・フォーラム・みんなで学ぶラン作り 第1回「咲かないランを咲かせます」 11月5日(日) 13:30?15:30 アドバイザー:つくば洋蘭会会員の皆様 お客様といっしょに問題を解決します。お育てのランがなぜ咲かないか、どうすれば咲くようになるか、ラン作りのエキスパートにどしどし質問をぶつけてください。咲かない鉢もぜひお持ちください。きっと来年からは花が咲きます。 ・ギャラリートーク ラン展の見どころを、専門家が詳しく説明します。無料でご参加いただけます。 10月29日(日) 13:30?14:30 遊川知久(筑波実験植物園) 11月3日(金) 13:30?14:30 斉藤正博(つくば洋蘭会) 11月4日(土) 13:30?14:30 鈴木和浩(筑波実験植物園) 第2回国際シンポジウム・アジアのランの多様性と保全 The 2nd International Symposium on Diversity and Conservation of Asian Orchids 国内外から5名の講師を招き、アジアのランの多様性とその未来についてさまざまな角度からお話しいただきます。今年のテーマは「Orchids of Metropolitan - 都市生態系の中のラン」です。 共催:国立科学博物館筑波実験植物園、ラン懇話会、植物園自然保護国際機構(BGCI) 後援:国際自然保護連合(IUCN)ラン専門家グループ日本支部、つくば洋蘭会 会期:11月3日(金) 会場:筑波実験植物園 研修展示館3F 会費:入園料のみ 9:30-9:35 「開会挨拶」 加藤雅啓(国立科学博物館筑波実験植物園) 9:35-10:45 「ムカゴサイシンの生活史の解明 - 保全を目的として」 ステファン・ゲイル(キュー植物園) 10:50-12:00 「香港の野生ランの保全遺伝」 メイ・スン(香港大学) 12:00-12:40 ポスターセッション 13:50-14:30 「よみがえる武蔵野のラン - 井の頭公園での自生地復元の試み」 大貫一夫(ラン_ネットワーク) 14:35-15:15 「共生菌から見たマヤランの不思議な暮らし」 辻田有紀(国立科学博物館筑波実験植物園) 15:20-16:20 「東京に残る野生ラン」 中山博史(ラン懇話会) 16:20-16:25 「閉会挨拶」 加古舜治(ラン懇話会) *参加に予約は不要です *予告なく、講演の順序や時間等が変更されることもあります。あらかじめご了承ください *シンポジウムについてのお問い合わせ先: 国立科学博物館・筑波実験植物園 遊川 知久 〒305-0005 茨城県つくば市天久保4丁目1-1 電話: 029-853-8475 電子メール:yukawa@kahaku.go.jp . |
Copyright (C) 2005 All Japan Orchid Society All Rights Reserved. |