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(写真1)
Masd. coccinea
‘Carg’
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(写真2)
Den . farcatum
(bronckartiiのシノニム)
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(写真3)
Epi falcatum var colossal
‘FN-Beat’
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1.Masd. coccinea ‘Carg’ 世田博国
coccinea.Linnden ex Lindl.1846.
ラテン語のcoccineusは(緋紅色。深紅色)という意味で花色を指す。原産地コロンビアの北部Santander東側山脈の南斜面、標高2500〜3600mの雑木林や岩場に自生する。この美しい蘭は発見後、ヨーロッパに送られ園芸界に大きな反響を呼んだと宇田川先生も著作に書かれています。栽培はコンポストに良質の水苔、素焼鉢が一般的であるが水を好むので、近頃はポリ鉢が多く使われ始めました。
問題は温度管理でこの種は高地にあるため夏の温度は、昼26℃夜16℃が求められます。しかし1/2の遮光をして30℃までなら、さほど支障はありませんが、夜間の温度を20℃位まで下げたいところです。
高地500〜700Mに住んでいる方は容易でしょうが、東京の住宅地ですとクーラー加湿器が必要になります。昨今、ビール等を冷やす冷凍機を使って上手に栽培されている方がおられます。光を1/2以上切りますとステムが40cm位になり、支柱を立てるのに困る点を考え栽培して下さい。
2.Den . farcatum (bronckartiiのシノニム) 渋澤宏司
ベトナム等、東南アジア産 栽培はカトレア並みで良いと思います。少し小さめの素焼鉢に良質の水苔で堅植にします。植え替えは鉢の上部の厚い部分だけをとり一回り大きい鉢に入れます。この時新しい鉢との間隔は1〜2cmとし、スチロール等で3箇所位押さえ新しい鉢を割り苔でくるんで3〜4入れておきます。鉢の両面に根がはって作上がりします。
3.Epi falcatum var colossal ‘FN-Beat’ 中島文子
メキシコ産の丈夫な蘭でカトレア並みの栽培で良くできます。厚肉の長い葉を持ち、やや下垂しながら生長しますので鉢植えには向いていません。ヘゴかコルクの30cm角位の板につけますが私は、園芸店で草花を吊っているトレー(30×50×深さ7cm)を株の大きさに合わせて切り作りなおしたバスケットに水苔で植えています。多少大きめに作りコンポストは根が伸びてくる所までいれバックは空けておきます。コルクやヘゴですと、冠水が難しくなりますがバスケットは立ててつかいますのでこの方が良く出来るようです。 |
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(写真4)
Sievekingia cristata
‘k-1’
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(写真5)
Eria hyacinthoides |
(写真6)
Bulb. claptonense
‘Fujinuma’ |
4.Sievekingia cristata ‘k-1’ 島崎純一
カタログにはあまり載っていない種で、花茎が鉢底から出る事があるのでスタンホペアーに近い種かもしれません。
私はポリ鉢に水苔と少量のヘゴクズを混ぜて、下垂する花茎に合わせ吊植えに作っています。花が終りリードが出始めると植え替えますが、不要のバックをはずし鉢増し程度で済ませます。
5.Eria hyacinthoides 大石信夫
var‘Shinjuku’という良個体があります。
小さい白花を弓状に多数つけます。カトレヤ並みの管理で2,3年作ると太いバルブの大株になります。バルブ下部を包む短い葉に水を溜めると茶色に枯れこむので早めに切り根回りをきれいにしておく。バルブが充実すると両脇から2本の花が上がり見応えがある。
6.Bulb. claptonense ‘Fujinuma’ 藤沼慶尭
Lobbiiに似た丈夫な種で、花色が濃く点が鮮明に入って綺麗です、バルボはすぐリードが鉢からはみ出し困りますが私は園芸店で売っているプラのネット(1cm目、直径12cm高さ60cm)の筒に着け作っています。植え替え、場所を取らないなどの利点はありますが乾きが早いので、着ける種によって中に入れるコンポストを調整します。ヘゴチップ、バーク、炭を主体にしますが活着するまでダイオネットの古いものを5cm位に切って間隔の調整をしながら巻きつけておくと株がぐらつかず根の延びが良いようです。 |
(写真7)
Brs. verrucosa ‘Asahina’
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7.Brs. verrucosa ‘Asahina’ 諸星勝博
カタログには‘Gremlin’という個体のMC株が載っています中南米産でスパイダーオーキッドと呼ばれています。
丈夫で生長が早いので夏は1/2遮光、外に吊るし水と肥料を切らさないようにバルブを太らせます。原種ベルコーサは光線を好むので硬くつくり、冬は遮光なしでやや低温(10℃前後)にしないと花芽の分化をしないので管理に気配りが要ります。
交配種REX(ベルコーサー×ギオールデアナ)等、大輪の種が多数ありますので交配種を作るのも面白いと思います。 |