東日本支部主催 第156回例会報告
会場取りの関係から、今期最後の東の例会は6月末の開催となりました。さすがにこの時期となりますと、集まった株はごく少数で、参加者の人数もさみしい会となりました。例年ですと、東最後の例会は6月初旬なので、来期はその時期に実施したいと考えております。 出品花は少ないながらも、メダル審査に1個体が出品され、HCCに入賞しました。 今回のメインテーマは、石野さんの「ブラジル・ノビリオール自生地探訪 & カンポグランデ・ノビリオール展」の講演です。これは昨年10月の合同例会で行われたものですが、新たに情報を加えて講演していただきました。ブラジルのカンポ・グランデの郊外では、自動車が走る広い道路のすぐわきの街路樹に、ノビリオールが着生し(人為的に付けられたものだそうですが)満開になっているそうで、その様子の写真が非常に印象的でした。南米大陸の中央部、パンタナール大湿原(この湿原だけで日本の本州と同じ面積!)の近くに自生する、ノビリオールの様子や、現地の趣味家や栽培業者の栽培の仕方など、非常に興味深いものでした。現地の趣味家の庭木に付けて咲いているノビリオールの中で一番濃い色の株を分けてもらって、帰って咲かせたところ同じような濃色花にならない といった話から、ブラジルとは日照が違うため、日本では本来の色がでないのではと論議になりました。 今期の例会はこれで終了です。9月には同じ代々木青少年センターで勉強会があります。バルブコンテストやGCコンテストを予定しています。皆さん、是非ご参加ください。 (記:東事務局) |
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例会 少人数で少しさみしい | |
石野さんのブラジル・レポート | |
出品花 |
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