NO.79   Paphiopedilum concolor var. trungkienii
           by Leonid Averyanov 、Olaf Gruss et al 180108
 
コンカラー(Paph. concolorの新しい変種(var.)がベトナム(Vietnam)で発見され、アベリヤノフ(Leonid V. Averyanov)博士、オラフ・グルース(Olaf Gruss)氏らにより、ドイツ蘭協 会会誌 Die Orchidee, Vol.3(8) 2017に記載された。この新種は、リップや花弁全体に紫紅色の滲んだような斑点を散らす点で、今まで知られているすべてのコンカラーとは明確に異なる。スタミノードは正方形に近いながらも卵形で、先端には鋭い三角形の突起が認められ、他のコンカラーと大きく異なる。セミアルバにおいて見られるように、葉の裏面には紫褐色の色素をほとんど欠いている。 
この種は、ベトナム北部、Thai Nguyen州の標高500~600mの岩場に分布している。

     Paph. concolor v. trungkienii
                Paph. concolor 基本種
 
 
 Paph. concolor album        Paph. concolor sulphurinum        Paph. concolor longipetalum
さまざまなコンカラー

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