パフィオペディルムの新品種(その40)

NO. 40  Paph. tigrinum f. huberae 021203

 Paph. tigrinum の変異株が Harold Koopowitz 博士によりドイツ蘭協会の会誌 Die Ochidee、53(4),2002 で紹介されました。数年前、Andrew Huber 氏が始めてPaph. tigrinum の珍しい色彩の花を咲かせ、それ以来、毎年同じような色彩の花をさかせているそうです。この株は、以前からAndrew Huber氏のコレクションの中にあったもので、数年前から花を咲かせるようになりました。普通のtigrinumの花とは、ドーサルセパルやペタルのサイズ、形ともに少し差異が認められ、色彩では、tigrinumに特徴的なドーサルセパルの濃い紫を帯びた褐色の斑が全く認められません。しかし、スタミノードの形態はtigrinumに酷似しているとのこと。shきさいの組み合わせはPaph.henryanumに似ているという人もいる。DS 3.1 x 5.0cm, LS 3.0 x 3.8cm, Petal 3.1 x 5.5cm, Pouch 1.8 x 4.2 cm.  このニュースは、ドイツの蘭友、オラフ・グルースさんから送られてきたものです。

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