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No.1 ピーターさん (ポーランド) |
ショパンの祖国、ポーランドからお便りを頂きました。ポーランドでは、蘭の趣味家はおられるそうですが、その数は少なく、蘭を手に入れることがとても難しいそうです。ピーターさんは、ドイツ、イギリス、フランス、オランダなどから輸入されるとのことです。ピーターさんが栽培されているパフィオペディルムとシプリペディウムの写真を送って下さいましたので、紹介します。 |
私のパフィオペディルムを出窓(ウィンドーシル)で栽培しています。窓は東向きなので、比較的高温性の品種を好んで栽培しています。このような条件下では、コクロペタラム亜属の品種が最も栽培しやすく、花も付けやすいことが解りました。現地で最も高所に分布するビクトリア・マリエ(Paph. victoria - mariae )でも、ここで上手く栽培することができます。潅水には、水道水(pH7.5の硬水)を用いていますが、問題はないようです。一方、着性種のローウィー等は、葉の先端から枯れこむ傾向がある(水道水が硬水で、pHが高すぎるのかも知れない)ので、最近はpHを下げた軟水を与えるようにしています。上手くいくことを期待していますが。グランデュリフェラム(Paph. glanduliferum)などは、どんよりとした日が続く冬にバクテリアの感染を受けやすいようで、私は既に2株枯らしてしまいました。それの近似種であるウィリヘルミニエ( Paph. wilhelminiae )は大株に良く育ったものがありますが、花が咲いたことがありません。何方か、良いアドバイスが頂ければ嬉しいのですが・・・。 |
Cyp. calceolusポーランドに自生するシプリペディウムの唯一の品種。 |
Paph. glanduliferum |
Paph. lowii |
Paph. liemianum |
Paph. glaucophyllum |
Paph. primulinum |
Paph. superbiens |
Paph. schoserii |
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