関西パフィオペディルム・ギルド
2000年 6月 例会

　関西パフィオペディルム同好会（関西パフィオペディルム・ギルド）は、一年に四回の例会を開催しています。2000年6月25日(日)に、大阪・池田市民文化会館で関西パフィオペディルム・ギルドの6月例会が開催されました。多くのみなさまのご要望にお応えして、その一部ではありますが、例会の様子をここに紹介できるようになりました。この情報の提供には、ギルド幹事の別所和敏さんと、会員の高崎尚人さんにご協力をいただきました。心から感謝いたします。以下の写真と説明は、特記以外すべて別所さんの提供によるものです。尚、同好会の次の9月例会までには、会の公式ホームページを準備するとのことです。とても楽しみですね。

(1)特別講演　’ブラキペタラムの魅力’　岩崎博美

　前々から熱望されていた、当会の副会長である岩崎氏のブラキペタラムについての講演がありました。まず、かつてタイを訪問したときのようすを撮ってこられた写真で紹介され、自然の中には我々が求めるような優良な個体はほとんどない・・・など、貴重な経験を聞かせていただきました。次いで、岩崎氏による自家交配についての話が続きました。特に彼はleucochilum ' Cape Rock ' と leucochilum ' Red Rock ' のシブリング・クロスを行ってNS 9 cm を越える素晴らしい優良個体を続出させることにより、関西はおろか日本中のブラキファンの間にその名を轟かせました。その交配の結果がスライドで紹介され、また、当日の審査でもこの交配の子供から三点が入賞し、実生の素晴らしさを強く説いておられました。また、氏はフラスコ出しから開花までにわずか2年で育てるという驚異的な育成の名人でもあります。彼によると、 luecochilum に限っていえば、冬の最低温度を20℃以上という高温で栽培し、決して生育を休止させないのがコツとのことでした。

(2) 入賞花

(2)　例会に展示された その他の花々

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