ドイツの蘭展 |
2) 1999年 洋ラン展
|
フランクフルト近郊のニーデルンホーセンにおいて、フランクフルト・グループ(正確にはD.O.G. オーキッド・グループ、ヘッセンーナッソー)による1999 年度の洋ラン展が、9月24日に開催されました。このフランクフルト・グループと呼ばれる蘭協会はドイツの蘭協会の中では最も大きな会の一つで、その歴史もドイツでは2番目に古いものです。このラン展には、スペシャルゲストとして 恒例のドイツ連邦の前大統領夫人であるクリスティアン・ヘルゾーグ( Mrs. Christiane Herzog)さんが 招待されました。ここでは招待された高名な、ふつう女性ですが、ゲストが展示されているランの新しい交配種を命名する習わしになっています。この洋ラン展では、ヘルゾーグ夫人によりいくつかの興味の持たれたパフィオペディルムやフラグミペディウムが命名され、その品種名はこのラン展で大々的に表示されます。 今回のラン展では、交配者として広く知られているフランツ・グランツさんによる交配種がいくつも命名され、その栄誉を受けました。このラン展についての情報は、ドイツの友人であるホルガー・ペルナー博士にお送りいただきました。ペルナー博士に心からお礼を申し上げます。 |
ファレノプシスの新しい交配種に命名するヘルゾーグ夫人。後ろはD.O.G.会長のゲルド・リルケ氏(Mr. Gerd Roellke)。 |
ラン展のディスプレイの一つ |
フランツ・グランツ(Mr. Franz Glanz) 氏による展示。 |
フランツ・グランツ氏 |
フランツ・グランツ氏によるセールス・テーブル |
フランツ・グランツ氏による展示からPaph. micranthum | |
Paph. barbigerum |
Paph. purpuratum |
Paph. helenae |
Paph. sangii |
Paph. parnatanum |
Paph. wardii album |
Paph. wardii album |
世界の蘭展の紹介/目次 |
Dr.たなかのHPの目次へ戻る |