般若湯

花を愛(め)で、新芽を祝い、
畏友(いゆう)と語らう一献・・・・ 般若湯
蘭童 拝

手造りの天下一品の極上美酒を是非御賞味下さい。
試作用に米3合の手順を記しました。

用意するもの
品 名容 量
3合
米麹250g
ドライイースト大さじ1杯
1リットル
広口容器3リットル位
ザル濾し取り用
サラシ布
水切りペーパー
ザルの大きさ

作り方
  • 米麹、ドライイーストは食品スーパーで入手できます。
    少量の場合の広口ビンは、梅酒用広口ビンでも良いです。
  • 水は、殺菌剤の塩素量が多い水道水は不適です。
    市販のミネラルウォーターでも可能ですが、
    自家製ミネラルウォーターを使用すると
    (自家製ミネラル水の作り方SF 10を御参照下さい。)
    更に、拘りの稀貴酒が出来上がります。
    是非、御試飲下さい。
    1. 米3合を研ぎます。
    2. 炊飯器に洗米を入れて2合分の水加減で炊飯する。
        (この時、お呪いに日本酒を少し入れる)・・入れなくても良い。
    3. 炊き上がったら、攪拌し、団扇等で粗熱を取る。
    4. 炊飯器に其の侭、水を1リットル入れて、約30℃位にする。
    5. 米麹250gとドライイースト大さじ1杯を入れて攪拌する。
    6. 攪拌後、広口ビン等に移す。
    7. 移動後、広口ビンは、蓋をする。(密閉しない事)
    8. 室温に置いて醗酵を促します。
    9. 半日後位いから醗酵が始まり、フツフツを醗酵ガスが出ます。
    10. 1日、2〜3回位い攪拌します。
    11. 4日後に、濾し取ります。(甘口)
      辛口の好みには更に2日置きます。
      (濾し取りは、サラダボール等の受け容器の上にザル等の濾し器にサラシ布又は
      水切りペーパー等を敷いて 濾し取ります。)
    12. 濾し取った濁り酒をペットボトルに入れて蓋で密閉し冷蔵庫で静置します。
    13. 次の日に呑めます。
      (蓋を開けると醗酵した二酸化炭素がプシューと勢い良く噴出します。)
    14. ピリッと辛味のある酒が出来上がれば成功!!
    15. 更に、冷蔵庫での静置後の上澄み液(清酒)を取り出し、
    16. 火入れ(55℃〜60℃)を行います。
    17. 冷却後、杉材の容器で保存すると半年は充分飲めます。
    18. 手造り、幻の醸造酒。

      米3合を基準に記載して有りますが、
      順次、5合、1升と増量して下さい。
      その場合は、麹、ドライイースト、ミネラル水の量を比例増量して下さい。

      濾し取った残りの酒粕は、大変貴重な自家製酒粕です。
      漬物、鍋物、煮物に加えると自慢のレシピが加わります。

      酒という文字を
      見るさえうれしきに
      呑めという人
      神か仏か
      (詠み人知らず)
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