米ぬか | 1リットル |
SFS | 10ml |
AfB | 10ml |
Vff | 10ml |
水 | 40ml |
米ぬか1リットルを基準に記載して有ります。
米ぬかの容量に比例して他の混合資材を調整して下さい。
SFS等の混合資材は、趣味の市場を御参照下さい。
全部を加えて充分攪拌します。
全体にシットリとした感じで握ると形が出来て直ぐ崩れる感じにします。
熱に強い容器に入れて密閉せず、適度の通気が確保出来る蓋をします。
直射を避け日陰に静地し微生物に因る発酵を促します。
時折、攪拌し好気性菌に因る分解で発酵を待ちます。
醗酵が始ると甘い醗酵臭がして熱を発します。
熱が治まるまで、毎日良く攪拌します。
白黴が発生し、全体に白っぽくなります。
醗酵臭を放ち発酵を続けます。
約2ヶ月でやがて無臭に近くなり
サラサラとした堆肥が出来上がります。
しかし、
水分を与え過ぎるたり
盛夏時等、異常発酵をすると腐敗臭がして
黒褐色のベトベトした堆肥が出来上がり、
何時までも異臭を放ちます。
これは、嫌気性菌による分解が進み、
腐敗菌の堆積した肥料が出来上がってしまったからです。
この場合は、ボカシ作りが失敗です。
腐敗菌は根腐れ、ズボヌケの原因となります。
蘭の肥料には使用しないで下さい。
ボカシ肥料を布袋に入れ、桶などの中で、10倍の水を入れ
袋を揉み、浸出液を作ります。
これに、更に10倍の水を入れて施肥します。
施肥は葉や芽に直接掛らない様に鉢回りに行います。
発酵肥料の施肥は4月から11月迄が良いでしょう。
特に成長期の5月〜7月は月に2回〜3回の施肥を行います。
12月〜翌3月迄は施肥しません。
施肥の効果は直には表れません。
新しいバルブに充分栄養を貯え
翌年、翌々年の効果に期待します。
直ぐに効果が出ないからと施肥を多くすると
失敗します。
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