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C. intermedia var. alba  'Dutura' x 'Anselmo'

C. intermedia var. alba

〔原産地〕
ブラジル

〔特 徴〕
原種インターメディアの白色種です。株の大きさが約30cmの2枚葉系ミディー種で、性質は極めて強健と言って良いでしょう。低温や乾燥にもめっぽう強く、良く増えるし花付きも良いので初心者にも安心して奨められると思います。主に冬咲きで管理が良ければ1バルブから3輪以上の花を着けてくれます。花持ちは2〜3週間位で、低温期に開花するほど長く花が楽しめます。良く殖えるので知り合いの方々にもずいぶんお分けしました。株分け後、手元に一番小さなものを残しておけば翌年立派に開花します。まるで山姥の錦(子供の頃よく読んだ昔話)のようなカトレアです。インターメディアには、白花以外にも様々な色のバラエティーがあります。値段も比較的手頃なものが多いので、いろいろと集めてみるのも楽しいかもしれませんね。

〔入手先〕
1992年につくば市の花木センターで購入。私の手元にある個体はプランテク・ニッテンのもので、C. intermedia var. alba 同士'Dutura' と 'Anselmo' をかけ合わせたものです。

〔育て方〕
  • 植え込み : 3〜4号鉢にスギ皮植えも試みました。2年に1回株分けを兼ねて植え替えます。現在は、3号鉢にミズゴケの組み合わせで栽培しています。どちらでも順調に生育します。
  • 置き場所 : 4月下旬〜11月中旬までは直射日光を避けられる庭木の枝などに針金などでぶら下げます。冬の間は室内に取り込みますが出来るだけ明るい環境におきましょう。5℃程度まで耐寒性がありますので、関東地方なら窓辺に置きっぱなしでも枯れてしまうようなことはありません。比較的強い光線が必要で、くらい環境では徒長しやすく花もつきにくくなります。上手に慣らして風通しさえ確保できれば直射日光にも対応します。勇気があれば挑戦してみてください。ちなみに私は直射日光で栽培しています。
  • 水と肥料 : 6月から10月までは毎日たっぷり水をあげましょう。朝よりも夕方気温が下がってからあげたほうが良いようです。室内に取り込んでいる間は、ミズゴケの表面がカラカラに乾いたら潅水してください。肥料は5月〜7月上旬まで。2000倍に薄めたハイポネックスを1週間に1回、水やり代わりに与えます。それ以外は全く必要ありません。
〔栽培履歴〕

1992年 開花株入手
2000年5月 株分け(3号鉢ミズゴケ 3株へ分株。うち1鉢は実家へ)
2000年6月 ヒョウにしたたか撃たれ、瀕死の状態
2000年10月 ボロボロの株から順調に回復。1作開花株状態へなんとか。
2001年5月 2鉢のうちの1鉢で1輪開花
2001年秋 一鉢をネットの蘭友へ
2004年4月 2バルブ12輪(?)開花
2005年5月 2バルブ7輪開花
 

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