株の梱包・発送方法 . |
|||||||||||||||||
ここでは宅配便での梱包・発送方法のポイントを解説します。 まず必要なものは次の通りです。
|
|||||||||||||||||
一鉢の場合は中央に配置し、底と側面に留める。 | カイロは側面に空間を空けて留める。 | ||||||||||||||||
バランスが悪いと持った時に落とし易い。 | 鉢同士も留めて動きにくくする。 | ||||||||||||||||
株が重い場合は、テープがはがれる事があるので 横や上部に新聞紙等をねじって詰めておく。 |
寒冷期には外部に注意書きを貼っておく。 . |
||||||||||||||||
最大の注意点は、運送業者を信用しないことです。 うっかり落とすこともあるし、ベルトコンベヤーからこぼれ落ちることもあります。 落とすことを前提に梱包するのが、発送側の責任といえます。 バランス良く配置するのは、落とし難くするため、 テープで留めるのは、落としても被害を無くすためです。 どうしてもバランスが悪い場合は、手前側に重心が 来るようにすれば、落とす確率が少なくなります。 鉢をしっかり固定するのがポイントです。 包みにくい株の場合は、箱の中で動かないように余分な空間に 新聞紙などを詰めて動き難くするとよいでしょう。 蓋を閉める前に逆さにして、動かないかチェックしてください。 寒冷期は5℃以上の日にカイロを入れて発送する。 寒冷期では最低気温が5℃以下での発送は、若い葉などに冷害が出ます。 到着後1週間で葉が茶色に変色した場合は、冷害と思われます。 気象予報サイトで最低気温をチェックし、なお且つカイロを入れることをお勧めします。 プチプチ自体は保温効果が低いので、過信しないこと。 ただ使い捨てカイロは万全ではありません。 温度計を入れて一日観測した結果では、外気温+2〜3℃程度の効果しかありません。 また、箱を密封して数を増やすと逆効果で、酸素不足で発熱しなくなります。 鉄粉が酸化する際に出る熱を利用する仕組みです。 どうしても送らなければならない場合は、箱を二重にしその間にカイロを入れる。 通常20時間前後の効果と書いてありますが、1年経過すると性能が劣化します。 暑い時期は新芽が伸びている株の発送は危険です。 トラックの内部はかなりの高温になるそうです。 天気の悪い日を選んで発送しましょう。 花や蕾は、ビニ線で支柱をたて、ティッシュなどで包むと傷みにくくなります。 大きい箱の場合は、箱の中央に「潰れ防止」の「支え」を設置します。 大きい箱を使うより、箱を分けて梱包し、ヒモやテープで一箱に繋げると良い。 段ボール箱を再利用する場合は、貼る部分のテープがはがしておきます。 夕方に発送し、翌日午前中着が原則です。 なるべく輸送時間を短くすると、株への負担が減ります。 到着したら直ぐに開封し株をチェックしましょう。 . |
|||||||||||||||||
|