項 目 ポイント (気温は南関東の設定です)
(五十音順) 順次書き足します。 更新:7/7
あ〜お
雨 水 酸素が多く含まれ、H2O分子も短い鎖状なのが良いと言われている。
低温期以外は雨に当てると良い。
一日の温度差 最低でも10度、出来れば15度の温度差を取るように管理する。
温度差が大きいほどバルブが丸くなる。
植替え時の根の処理 新しい鉢の深さに合わせて根を切り揃える。切った根先に殺菌剤を塗布する。
長く残しても植替え時に折れてしまうことが多い。
最低4cm残しておけば枝根が出て来る。
根元で折るのが最悪です。
植替え後の水やり 10日から2週間水を切り、葉水も与えない。
目的は発根の促進と、折れた根が腐るのを防ぐため。
鉢増しの場合は、通常の水やりで良い。
植替えの時期 3〜5月が適期だが、1月以降は根が動いていれば可。
7〜8月は絶対に避けること。
秋は鉢増し程度にし、無理な株分けは良くない。
薄皮の処理 バルブの薄皮は茶色に変色した時点で取る。
付けたままにしておくと、カイガラ虫が皮の下に繁殖したり
バクテリアなどが付く事がある。
水遣り後が柔らかくなっているので取り易い。
か〜こ
カイガラ虫 乾燥し過ぎると繁殖することが多い。
春、秋に殺虫剤を散布するとよい。
潅水用の水 低温期は温室と同じ温度にするため汲置きなどの対処が良い。
出来ない場合は、天気の良い昼過ぎのコンポストが温まっている時に行う。
固形肥料の時期 有機肥料を、春から梅雨明けまで与えるとよい。
通常2ヶ月効いているので、3月上旬と5月上旬がよい。
固形肥料の量 グリーンキングの場合
2.5号:2〜3 4号:6〜8 5号:10〜12

スーパーバイオゴールドの場合
2.5号:0.5 4号:1〜2 5号:3〜4
コンポスト 日本の気候では、浅鉢に水苔が最適です。
水苔の厚さを4〜5cmとし乾き易くすること。
さ〜そ
最低気温 冬場は、14〜15℃が好ましい。
12〜13℃の場合は水を辛めに管理する。
遮 光 遮光率は終日陽が当る場合は50%、不足する場合は40%程度。
網模様は、縞状より市松模様がよい。
た〜と
通 風 温室内では風が淀まないようにファンの位置、風向きに注意し大きな流れを作る。
強い風は良くない。ゆったりと流れると気孔からCO2や水分を吸収する。
梅雨の雨 気温が高い場合は当てて良いが、つゆ寒で気温が下がる場合は
雨に当てないようにする。 (気温が高い地域は問題ない)
蕾付きの株 乾いたら直ぐに水をやるように多めにする。
花が咲いた後は辛めに戻す。
な〜の
は〜ほ
ハサミの熱処理 株分けでハサミを使う場合は、ガスバーナーで加熱して殺菌する。
ライターなどでは温度不足。1株毎に熱処理すること。
肥料の可否 実生の株はフラスコの多肥の環境で育っているので問題ない。
ナトラルは肥料に弱い個体があるので、個体に合わせて量を調整する。
ペーハー(ph) 自然界はph5程度の弱酸性なので、出来る範囲で留意すると良い。
水道水はph7程度が多い。
ま〜も
や〜ん
夜間温度 夜間の温度が、約25℃以下でないと気孔が開かないので、
暑い夏は葉水などで気温を下げるとよい。(※25℃は経験値です)
夜間湿度 温室で加温している時期は夜間湿度の確保に注意する。
特に明け方(午前5〜7時)を高くする。
湿度不足だとバルブがやせて来る。
※昼間の湿度は不要で、多湿は病気の原因となるので注意する。
ヤスデ 1〜2cmのムカデに似た虫で普通に地面にいる。
主に水苔を食べるが、根などもかじる。
夜行性なので水遣り後の夜に駆除する。
繁殖力が強いのでオルトランなどを散布するとよい。
2008.3.8