ワルケリアナ栽培の五つのポイント!! |
(配布用にA4版にまとめたものです)
<管理しやすい植え方>
浅鉢の素焼鉢(4号以上)に水苔が、一番管理しやすい植え方です。
5号以上の場合は、発砲スチロール等で嵩上げし、水苔の厚さを4〜5cmにして乾きやすくする。
ポイント@ 陽に良く当てる
他のカトレヤよりも陽が好きなので、良く陽に当ててください。
終日陽が当たる場合は遮光率40〜50%で、7月〜9月が特に大事。
陽当たりの良い場所(吊るすとか)に置くと良い。
ポイントA 乾いてから水をやる
根が一度乾いてから次の水をやるのが鉄則!(通年)
水苔の乾き具合のチェック方法
1 両方の手の平で鉢を持って冷たい時は水が残っている。
2 鉢を持ち上げた時に、軽くなっていればOK。
3 分かり難い時は、楊枝を刺して1分待つ。抜いて先が湿っていなければOK.。
ポイントB 夕方に水をやる
午前中の水遣りは厳禁です。根腐れの原因となります。
夕方以降に水遣りし、水を欲しがる夜間に乾かさないように。
水温の低い冬場は、汲み置き水が良いが無理なら昼過ぎの気温の高い時間にやる。
蕾の付いた株は乾かし過ぎないように注意する。葉付きバルブの蕾は水が溜まるので注意する。
ポイントC 風通しに注意
自生地でも風通しの良い場所にしか着生していません。
温室に入れる時期は、終日風を送り温室全体で対流する様にファンの位置に注意する。
ポイントD 夜間湿度の確保
温室内で暖房を入れると湿度が下がるので、湿度に注意してください。
夜間湿度が極端に不足するとバルブがやせてきます。
その他の栽培データ
温度:最低気温は14〜15℃を確保すると良い。(C.nobilior:18℃〜) 最高温度は30〜35℃で問題なし。
肥料:有機肥料を4月〜7月(梅雨明けまで)に遣る。液肥は夏を除いて10日〜2週間毎。
植替え:3月〜5月がベスト。根が動いていれば夏場以外可能。
鉢増し:2.5号鉢で一杯になったら、4号浅鉢に鉢増しする。
大株:5号鉢〜6号鉢に一杯になる位で、本来の花が咲きます。 |
(2008.2.20)
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